No.283/自分、「卒業」します
2024.10.09
こんにちは、くのてつです。
今日は自分が社会人になった時からお世話になって企業に「卒業」の意志表示をしてきました。
上司は自分の意志を尊重するとの立場を約束してくれましたが、会社側からの引き止めは必至とのことで、それなりの覚悟をしとくように言われました。
正直、引き止めにあってそれが揺らぐような覚悟ではないので、「卒業は自然のことです、留年しません」と突っぱね続けるだけです。
それはそうと、これで自分の持っている顔が1つ減ることになります。
ただ、この「1つ減る」ということは「可能性が拡がる」ということを意味しています。
これまで会社という縛りの中で制限のあった活動が解禁され、活動の幅も行動の幅もこれまでより遥かに拡がっていきます。
場合によっては1つだった顔が2つにも3つにも4つにもなる可能性を秘めていていますし、自分もそうなるための準備をしてきました。
これまで以上に自分の活動の幅を拡げていくことになり、取り組む事業のレベルも上がっていく訳ですので、「卒業」という言葉が自分にはしっくりきています。
小学生が中学生になるレベルの変化のイメージです。
こじつけかも知れませんが「辞める」訳ではなく、進化して続けるということだと考えています。
そういう意味で、年初に会社を辞めることを宣言しましたが、その当時とは少し心境の変化が出てきています。
そこに理由を3つ挙げましたが、それぞれに対する心境の変化があります。
譲れないものが一層強く、幅が拡がっています。
会社の中でできないどころか、自分個人でも難易度は高く、仲間を増やしていくしかないと思っています。
徳を積み、信頼される存在にならなくてはいけません。
これは変わらずその通りですね。
どこか自分はできると勘違いしてしまいそうですが、やはり半年経った今でもそんな権限もないし、自分の力で何か動かせるなんてことはありません。
これはその通りで変わりませんが、正直そんなことどうでもよくなってます。
仮に5年後の姿を想像できたとしても、指揮命令系の中にいる自分を選択することはないので、離れない選択肢はないということですね。
この意志は変わることなく自身の考えや想いが醸成されてきたのだと思います。
会社という保証の中にいる方が自分の心の豊かさを侵害していくでしょうし、その保証を断ち切ることが自分の精神的な豊かさを産んでいくのではないでしょうか。
大切なことは自分を信じ、主体性と当事者意識を持ち、誰かのお役に立てるよう全力を尽くす。
それだけだと思います。
残り半年、自分の集大成、区切りに向けて変わらず全力でいきます。