No.192/運動量の低下の本音を知る
2024.07.10
こんにちは、くのてつです。
暑い日が続くと、この先どうなっていくのだろうとゾッとすることありますよね。
汗だくになって大丈夫な時は全然余裕なのに、それなりの服装をしなければいけない時は億劫になります。
幸いスーツを着なければいけないシーンはほぼありませんが、やはりフォーマルな時は涼しいところにいたいと思うネガな自分が出てしまいます。
修行が足らんですね。
そんな暑さと関連するのですが、ちょっと子どもの運動量の話です。
30年前に比べて大幅に運動量が減っている…なんて話はよく見聞きすると思います。
時間、空間、仲間の「3つの間」が失われたことがその要因では?と言われています。
確かに、そうだよな…と思う一方でもっとど真ん中な要因があるのではないか…と思う訳です。
それが語られていないことが多い気がしますし、それ故に世の大人たちが気づけずにいるのだと思います。
建前でなく本音で要因を考えるならば、こんな感じではどうでしょう。
社会環境の変化
教育観を見てみれば、大量生産大量消費時代の教育観を残しながら、コト消費時代の教育をやっている、それが現状だと思います。
いい学校に入ることが目的なのは未だ変わらず、それは何のため?と問いてみたいですが。
N高の存在はそんな教育観に一石を投じてくれたと思いますが、そのような固定観念からの脱却が求められているように感じます。
家族観を見てみれば、核家族化が進み、昭和までの家の制度はもはや崩壊していますね。
共働きするのが当たり前。
それは経済的な側面もあれば自己実現の側面もあります。
後者を考えると、日本はまだまだそれが実現しやすい環境にないことは明らかです。
別軸で見ると少子化ですから、経済的に潤った家庭は少ない子どもに当然投資する訳ですね。
そんな環境が不必要な温室を作るトリガーになっていないでしょうか。
自然環境の変化
確実に自然環境は変化しています。
猛暑故に学校で体育が禁止なんてことはありませんでした。
むしろ高校まで教室にエアコンありませんでしたからね…(※当時としてもレアケースでしたが)
もちろん当時より暑くなってますから根性論を振りかざすつもりはありませんが、ちょっと制限かけすぎでは?と思うことはありますね。
学校から遊具が消え、公園ではボールダメ、チャリダメ、ルールが多いみたいなことで、山林に入ったり、川に行く場面も減っています。
一体誰の何のためなのでしょうか。
危険なことを回避する手段を学ぶ場でもあったはずなのに。
3つの間ときれいにまとめることも大事ですが、建前ではなく自分たちにとって都合の悪い本音と向き合うこと方がもっと大事ではないでしょか。
自分はこの時代において、いい意味でカオスを生み出す工夫を続けようと思っています。