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No.393/「colors」という価値観

2025.01.27

こんにちは、くのてつです。

この記事を読み、感じたことを整理します。

「ワークマン女子」の展開は、ワークマンという仕事着、作業着のイメージを刷新し、その機能性を有した衣類が日常着へ変わっていく、そんな優れたアプローチだったように思います。

個人的にはワークマンはいい会社だと感じます。

FC加盟条件にある「夫婦で経営できる」ことや「店舗近隣に居住する地元の人」など、地域と共に生きる姿が浮かびます。

そんなワークマンのマインドが好きですね。

前出の記事については、「女子店舗」では男性商品が置いていないイメージがあったようにで「Workman Colors」に変更して展開するとのこと。

マーケティングとしての判断だったようですが、自分としては「ジェンダー」について考える必要があると感じました。

「ワークマン女子」や「カープ女子」など、キャッチーでそれまで目が向いていなかった層を取り込むという点で、大変勉強になる戦略です。

一方でこの多様性の時代において「ジェンダーレス」とは相反する立ち位置でもあると思います。

もちろん、何でもかんでも「ダイバーシティー」や「ジェンダーフリー」といった価値観を意識する必要があるとは考えていません。

偏り過ぎると閉鎖性が高まり、本来の目的や意図するところから逸れていってしまいますし、曲がった価値観を生む可能性もありますし。

とはいえ、いつまでも「男子」だから「女子」だからという視点は切り捨てていくことは必要だと思います。

男性にも女性にも、その性による特徴や特性は当たり前ですし、そのそれぞれに良い面も悪い面もあります。

ただ、その性差が人の優劣を決めるものでは全くない訳です。

ならば、実力があればその実力を素直に認めるべきだし、そこに余計な感情を挟む必要はないはずなんです。

そもそも「女性管理職」を増やそう、とか「女性が活躍できる環境」なんて言っている時点で、旧側の思考に陥っている可能性が高い。

自分も旧側の教育で育ったため、このマインド、思考変容には時間がかかった方でした。

それでも今、旧側の思考を排除したことで、見える景色、世界観が大きく変わったように感じています。

そのおかげでいろんな選択肢が増えましたし、その分未来も拡がっている訳です。

未来志向で日々前進、より善い状態、環境を目指すならば「colors」的な視点を持ち、日々の活動で実践していくことが大切ですね。

今回はここまで。

お付き合いいただき、ありがとうございました!

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