No.172/善意の押し売りほど迷惑なものはない
2024.06.20
こんにちは、くのてつです。
カラッと快晴とはいかない1日でしたが、1日中外にいると随分日焼けしているのが分かります。
肌がヒリヒリしているんですよね。
あまり紫外線を浴びない方がいいとはいえ、日焼けした小麦色の肌にはどこか憧れがあります。
健康的かつエネルギッシュに見えるというか。
6月にしてはいい感じで焼けてきたので、今年はバッチリ小麦色を目指そうと思います。
と、どうでもいい私ごとは置いておいて、今日は日中の活動時に出会ったとある指導者の話です。
「いいか、これをやる時はこうやって、こうする時はこうやるんだ」
「よしやってみよう」
「違う、全然できていない、何でできないんだ・・・」
こういうシーンって想像つきませんか?
未だにこういう指導をする大人が多いというが実態です。
もちろんこの指導者も決してダメな大人という訳ではありません。
情熱を持っているが故の指導なのでしょうが、この3行だけでも問題点はいくつも出てきますね。
その中で2つほど、大きなものを取り上げてみます。
教えすぎ
事細かく手順や留意点、ポイントを伝える方はいらっしゃいませんか?
とにかく説明が長い、言っていることが重複する、内容が入ってこない・・・。
そんな状態になっているシーンがとてつもなく多いのが実態です。
気持ちは分からなくはないですね。
ただ情報を全て出した方が外さないって話だと思いますが、これは欲しんですよね、
子どもたちはあれこれ言ったところで理解できていなかったり、聞いたことを忘れたり、覚えていてもうまく自分の動きをコントロールできなかったりします。
つまり、教えすぎはこちらのエゴであり、子どもたちにとってはありがた迷惑な話ですね。
期待しすぎ
教えている子どもたちに、過度な期待をしていませんか。
自分が思うのは、自分を投影しているかのように、感情むき出して一喜一憂している指導者さんって何なんだってことで。
もちろん信じてあげることは重要だと思いますが、無駄に期待をかける必要はないと思います。
信じて任せて待って支えればいいんです。
それでも何かとベタつく大人、指導者たち。
自分の所有物でも何でもない訳で過干渉過ぎますね。
概ねこの2点はマジックにハマっている指導者の方は多いと思います。
あくまでも自分の感覚値に過ぎませんが、90%超がこのマジックにハマっている指導者でしょう。
こうなると、だいぶ痛いですよね・・・。
さあ、今子どもたちの前に立ち、指導するならどうしますか?
こうして自問自答しなければ、指導者とは言えませんからね。