No.246/学校は選べるものでいい
2024.09.02
こんにちは、くのてつです。
今日から全国の学校が2学期に突入したようですね。
先週の頭、もしくは中盤付近で2学期がスタートした学校もあるようですから、これで足並みが揃った感じでしょうか。
長期休み終盤、自分が個別にお付き合いのある中学1年生の男の子は、この夏休みが終わってほしくない・・・と嘆いていました。
彼に限らずですが、割と同様の声を聞く機会が今年は多かったように感じます。
自分は学校に行きたくない・・・と思ったことがないので、その感覚がどういうのはイメージが湧きません。
でも、嫌なんだよね、と理解してあげることはできます。
何で「嫌だ」という想いが生まれるのでしょうか。
今日見つけた以下の記事に、そのヒントがあるように思います。
N高、S高の生徒数が右肩上がりで伸び続けているということで、それは日本の教育システムにおける重要な変化を意味しています。
実際に自分の知人もこの4月からN高に進学しています。
この成長は、オンライン教育や通信制高校の柔軟性が、多様な学習ニーズに対応する力を持つことを示しています。
従来の教育システムに適応しづらい生徒や、自分のペースで学びたい生徒にとって、N高のような選択肢が増えていることは、多様化する社会のニーズに応じたものであり、これはこれからより求められるようになるでしょう。
もちろん今でも高校は生徒自身が選択することは可能です。
ただし、一定水準の学力がレベル別ですが求められる訳で、そこに入るハードルが割と高めです。
一方N高では、既存の受験制度とは異なり、入学のハードルはそこまで高くありません。
自分が何をしたいのか・・・という姿勢が重要視されているようですから、個別最適な選択ができるということになります。
もちろん学校内でも個別最適な選択ができる環境が整っています。
バーチャル学習やChatGPT-4を活用したオンライン教育を提供し、生徒一人ひとりの個性や能力を伸ばすことを実践しています。
また、生徒会の設立や文化祭の実施など、生徒が主体的に活動できる場を提供していることも特徴です。
このような取り組みは、教育の質を高めるだけでなく、生徒が社会に出てからの実践的なスキルや経験を積む機会を提供しています。
これにより、N高・S高は日本国内だけでなく、国際的にも評価され、2022年には「World’s Best School Prizes」のInnovation部門でTOP3に選ばれています。
さらに、2025年に新たな高校「R高等学校」の開校を計画しており、全国に新キャンパスを開設するなど、今後もその勢いを増していくことが予想されます。
これにより、ますます多くの生徒が自身の学習スタイルに合った教育を受けられるようになるでしょう。
このN高等学校とS高等学校の成功は、日本の教育システムの変革と進化を象徴するものといえます。
これまでの一律的な教育から、多様な選択肢を提供する教育へのシフトが進む中で、N高・S高のようなオンライン教育機関の存在意義はますます重要になっていくでしょう。