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No.199/小学2年生の男の子と向き合ってみる
2024.07.17
こんにちは、くのてつです。
今日、あるお母さんにこんな質問をもらいました。
最近、小学2年生の息子の態度に手を焼いていてどうしたらいいか?
だいぶざっくりですが、よく受ける質問ですね。
小学2年生ともなると、自我が芽生え、自分の意見を持つようになるのは当然のことです。
一方でその自己主張が時折、親としての忍耐力を試すような形で現れることになります。
たとえば、毎朝の支度などは顕著だと思います。
毎朝同じことを繰り返しているのに、「早く起きて、顔を洗って、歯を磨いて、朝ごはんを食べる」という一連の流れがなかなかスムーズに進みません。
「あと5分」「もうちょっとだけ」という言葉を何度も聞くたびに、こちらの苛立っていきますよね。
同様に前日にやる学校準備もそうではないでしょうか。
ランドセルの中身を確認し、宿題を持ったかどうかを尋ねると、「わかってるって!」と返事をするが、実際には何かしら忘れ物をしていたりします。
注意すると反論してくる。
これでは親も子もお互いに疲れてしまいますね。
自分自身、彼の年齢の頃を思い出してみると、確かに同じような反抗心を持っていた気がします。
親の言うことに従うのが当然だと思われることに対する反発心、自分の考えを尊重してほしいという欲求。
それらが混ざり合って、言うことを聞かない態度になっていたのかもしれません。
一方で親としてはやはり規律やマナーを教える必要があります。
そのどちらも分かる自分たち大人だからこそ「選択の自由」を与えてあげることが大事なのではないか?そう考えています。
たとえば、「着替えてから朝ごはんを食べる?それとも朝ごはんを食べてから着替える?」というように、どちらも達成してほしい目標を含む選択肢を提示してみます。
子どもたちが自分の意思で行動する感覚を持ち、少しずつ言うことを聞いてくれるようになってくることもあります。
また、子どもたちの意見をしっかりと聞くことも大切です。
慌ただしい朝でも、「今日は何が楽しみ?」といった簡単な質問を投げかけ、子どもたちの話に耳を傾けてみす。
これにより、子どもたち自身も「自分の意見が尊重されている」と感じ、親への反発心が和らぐとも言われます。
もちろん、すべてがうまくいくわけではありません。
100人100通りです。
時にはイライラして声を荒げてしまうこともあるし、子どもたちも反抗的な態度を取ることがあるでしょう。
でも、結局のところ、いかにお互いの気持ちを尊重し合い、少しずつでも歩み寄ることができるか。
そこで関係は確実に良くも悪くも変わっていくと感じます。
今日のお母さんにとって小学2年生の息子さんとの日々は、まさに試行錯誤の連続だと思います。
現に自分もそうです。
でも完璧な答えなんかないし、それは親としての成長も感じられる貴重な時間だと思います。
これからも、お互いに学び合いながら成長していけたらいいですよね。