![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143376748/rectangle_large_type_2_4fdd1c0bbf73d47ce9023c08c1bcfd70.png?width=1200)
レビュー「秋山竜次/CF#6 YOKO FUCHIGAMI(トータル・ファッション・アドバイザー)」
ロバート秋山さんプレゼンツ、クリエイターズ・ファイル。
秋山さんがいろんな職業の方になりきって演じているクリエイターズファイル。
あの世界的に有名な YOKO FUCHIGAMI。
ファッション界のクイーンとされ、ブランドデザイからコーディネートショーの演出に至るまで幅広く総合演出
パリコレ常連のトータル・ファッション・アドバイザーである。
今回は、貴重なインタビュー&ドキュメンタリー映像を紹介する。
「ファッションてのはもちろんデザインも大事だけど、素材がやっぱ一番大事だから」
素材の大事さについて語っているYOKO。
洋服の生地は元々はカーテンだったという。
靴は、車のタイヤである。その名もタイヤストシューズ。ネーミングセンスまで光っている。
メーカーはブリジストンか、ダンロップか、それとも全身ムチムチマンミシュランマンがにっこり微笑むミシュランだろうか、いや、そんなことは些末な問題だ。
カーテンもタイヤ(車)も、現代社会に暮らす私たちの生活に置いて身近なアイテムである。これらを利用したファッションでパリコレに出品するらしい。
また、ショーのためにモデルに対して丸刈りにすることを提案。
斬新さ、奇抜さ、飽くなきこだわり。
新しい価値を世界に発信し続ける、YOKOの魂がここに凝縮されている。
その絶やすことのない情熱の炎と、アグレッシブなマインドが彼女をここまでの地位に導いたのだろう。
それを物語っている目だ。
「目の前に着たい服があったら、そいつから剥ぎ取ってでもいいから着ちゃってもいいわけ」
「その根性がねぇようだったら、おしゃれなんて言っちゃだめだよ」
YOKOの口から紡がれる金言の数々。
それは、裏打ちされた実績と努力や苦労あってこそのものである。
フォトグラファー(NY在住)との談笑場面では、流暢な英語を惜しげもなく披露する。
スイミングスクールやスポブラへの情熱も欠かさない。
一見、ファッションに関係ないことに対しても貪欲な興味関心を示す。
それは、世界を牽引するファッション界のプロフェッショナルであり、唯一無二のYOKOだからこそ。
そう、すべてはトータル・ファッション・コーディネートのためだ。
彼女の躍進は止まることを知らない。
参考サイト: