「WOWAKA/アンノウン・マザーグース」ピアノ練習 その2
引き続き、ピアノ練習中です。
ピアノ、おもしろい。おもしろいぞー!
速度は0.5倍速から始めなんと今は0.75倍速に昇格。相変わらず右手のみで練習している。
楽譜で追うのは大変すぎるので、素人の私はこちらの動画を見て練習中。
これのいいところは、半音あがるところは細く、それ以外は太くなっているので非常に見やすいところ。
弾いてみて、感じたこと
1.「愛の唄」の音程
前回の記事でこのように書いた。
ここの音程は低い「ド#」から高い「ド#」に一気に上がる。
図で表すと、
①ア②イ③ノ④ウ⑤タ は ↓
③_
①_② _ ④_ ⑤_
こんな感じ。伝わるだろうか。。。
①②④⑤は同じベースライン(底面、地面)と考えると、③が飛び抜けて高いところにあり閃光を放っているかのような鮮烈な印象を受けるのだ。
天空に煌めく星のような感じもするし、ハズレ値(異端)のような感じもする。
だから、余計に孤高、寂しさ、光、そんな印象を受けるのかもしれない。
2.「ド#」「ファ#」を基調としている印象。
やはりこの曲で印象的な音は「ド#」「ファ#」の2つの音である。
素人の私が弾きやすく感じるのも、この2音がベースになっていてとても収まりのいいパーツで構成されている。
具体的に書くと、
「物語 思うばかり」
「抱きしめて泣き踊った」
この2つとも、「ド#」から「ファ#」にかけて繰り返している点。
(個人的に、ここのメロディもいいなあと思う)
また、その直後の
「見境ない〜叫ばせて」は逆の流れで「ファ#」から「ド#」にかけて上がりながら早連打になる点。
きれいにまとまっている印象を受けた。
曲全体に言えるが、よくよく見るとシンプルな構成なのに、深みを感じるのはなぜだろうか。物語と色調が広がっている感じがする。感情?の色なのかな。
3.wowの音程について
前回の記事でも書いたことに加え、ここの音調はそれ以外の部分より高音域で構成されているので、余計に特別感や祈る感じが醸し出されている気がする。
・・・・・・・・
偉そうなことは言えないのだけれど、作曲者が作った譜面をもとに奏でる(厳密にいえば私は譜面ではないのだけれど)ということはとてもありがたいことだと思った。
作曲者に指を重ねる、呼吸(息づかい)を重ねる感じとでもいうのだろうか、そこにいないはずの作曲者が鍵盤に立ち現れる感じがする。
そうすると、なんとなく、なんとなーくなんだけれど、気持ちが入ってくる気がする。
wowakaさんはどんな思いで一音一音を編んでいたのだろう、こんな気持ちだったのかなと想像しながらピアノに向かっている。
私のような初心者の方にも、ピアノ、弾くのおすすめです。
おもしろいです。
こんなに豊かな世界が広がっていくなんて、思いもしなかったです。
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