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夏でした。

言葉を紡ぐのがうまいひとは
たくさん本を読んでいるよね。

先日、阿波踊りに参加した感想を書いて欲しいと頼まれ、ひさしぶりに公に向けての文章を書いた。
もともとSNSの中でもTwitterが大好きで、短い文章を書くことは趣味のひとつでもあるため、書くこと自体は嫌いではないのだと思う。

でも!公に向けて書くとなると、こと動詞ほんとうに合ってるかしらなど、普段はスッと通り過ぎてしまうところでいちいちつまづく感じで、ぎごちないというのか、本当は何を言いたいんだっけ?みたいな行ったりきたり。いつもより時間がかかった。

文書書くのうまくなりてぇなー
っと単純に思ったのだった。
うまくなるってのは、わたしの感情を相手に伝わりやすい表現で書けるかってところのうまさが欲しい。

好きな小説家を聞かれたら、西加奈子さんが1番に思いつく。
「黄色いぞう」を読んだ時、いままで名前のついていなかったグレーな感情が、ここに表現されている!という一文を見つけて、震え上がった。知らない感情に言葉がついて、この世に産まれた!!!と思った。感情に言葉がついたら、モヤモヤがとれて昇華した。頭の中がクリアになった。
言葉にするって大切なのだと体感した。

だからねえ、たくさん本を読んで言葉を持って、それで頭の中を整理して、人とコミュニケーションとって、そんなんいっぱいしていきたいなぁと改めて思った。そんな夏の昼下がり。


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