「思考は現実化する」を読んだ30半ばの僕は、この4年で夢を実現する
20代の頃は年に1、2冊しか本を読まなかった僕が、今年は読書にかなり時間を割いている。
日々、アプリに記録した読了数は10月の時点で昨年1年間の2倍に達した。
もともと、読書好きではないし、速読力もない僕だが、人生の焦燥感から本に答えを求めるようになり、少しずつ本に充てる時間が増えてきた。
その中で今年、特に影響されたのが、ナポレオン・ヒル著の「思考は現実化する」。
いわゆる自己啓発本の名著で、ハードカバー版はとにかく分厚い。
600ページもある、昔だったら、本屋で手に取ることすらなかった本だ(20代はコミックと小説コーナーにしか行かなかった)。
思考は現実化する
大雑把に言って、この本の主張は「明確な願望は、強く継続して願い続けることで実現する」と言うものだ。
人間は誰しもの願望を持つものだが、多くの人が曖昧な願望であったり、日々の忙しさにかまけて忘れたり、一度の挫折で諦めたりして実現することなく一生を終える。
他の原始的な欲求によって、時間を浪費したり行動を制御できなくなったりする場合も、実現を阻害する要因の一つだ。
本書では、「自己分析」や「失敗する三十の法則」によって、そのような自分の弱点をあぶりだし、克服するためのアドバイスを紹介しながら、その願望達成に向けた具体的な行動計画の立案を推奨する。
これらは、エジソンやフォードなどの成功者に幾人もインタビューし、逆に失敗した幾千人ものデータを元に20年もの歳月を賭した研究の結果のようだ。
行動の癖や習慣を徹底的に変える
このの本から学んだことを大雑把にまとめると次のようになる。
- 立てた計画を強い意志で必ず実行せよ
- 失敗したら計画を見直せ
- 壁にぶつかっても諦めず必死で継続しろ
ごく当たり前のことだが、90%以上の人が、そもそもこれをできていないと思う。
これまでの僕も、大した成功も成してないし、平凡なサラリーマン生活を送ってきた。
「英語が堪能になりアメリカで働きたい」とか「アフィリエイト収入で安定的な収入源を作りたい」など、生半可な願望はこれまでも持っていたが、何一つとし実現していない。
つまり、「これまでの行動」「これまでの習慣」ではこの先も間違いなく何も実現しないことが証明されているんだ。
だから人から何を言われようが、同調圧力が働こうが、自分の甘えが顔を出そうが、それに全力で抗って、行動や習慣を変えにいかないといけない。
すべては、願望実現のための具体的な行動計画のために。
さっそく明確な目標を立てた
本書に従い、目標を立て、計画も立て、「今後やらないこと、やめること」も決めた。
まず向こう4年の目標は次の通り。
- 金融資産1億円
- 給与収入以外の手取り収入2,500万円
- 社会貢献につながるスキル(中小企業診断士、高いWebマーケティング知識)を身につける
こう言うことを宣言すると、外野から やいのやいのと口うるさく言われることがあるけど、気にしない。
「金ばっかり追いかけて楽しい?」
「その資格とって意味あるの?」
「複業だFIREだって流行ってるけど、会社の仕事がおろそかになって全て失敗するよ。二兎を追っても・・・云々」
いろんな声が聞こえてきそうだけど気にしない。
まずは、これまでの自分がいた世界にいる人たちの声に耳を塞ぐことがも大切だと思う。
当面の目標は好きなことに没頭すること
目標達成には、自分を律したり、楽ではない生活も余儀なくされる。
だけど、今回僕が選んだ目標(向こう4年の目標)は、自分にとって「関心のあること」で「やりたいこと」だ。
つまり、好きなことだ。
これに没頭できるなら、本当にうれしい。
家族を養いながら、サラリーマンの仕事をしながらでは、相当な苦労もあるが、たった1度の人生。
「楽しいな」「面白いな」と呟きながら、黙々と目標に向かって行動を実践していこうと思う。
僕は、この4年で夢を実現する。
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