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花とだんご

保育園に通っていた頃同い年の女の子に出会った
周りにいる同い年の女の子とは少し違った雰囲気を持った女の子
見た瞬間にキラキラして見えた
自分とは違う何かを肌で感じた感覚だった
時が経ち今では私の1番の友達になってるなんてあの頃は想像もしていなかった
中学卒業後、疎遠になった期間もあったけれど
成人式を境にまた交流が始まりお互いの結婚、子育てと今の今まで変わりない交流が続けられている事がすごく不思議ですごく感謝している
そんな気持ちは彼女は知らない
伝える変わりにここで綴ってみようと思う

砂場にポツンとひとり
まわりは みんな ねずみ色
スポットライトは ポニーテール
お口がポカンと開いちゃった
お顔も
身なりも
みんな みんな
瞳の中に焼き付いた

その子のまわりもねずみ色
弾んだ声だけ 響いてた
幼ながらに
違うを知った

お友だちになれるから
お友だちになりたいな
幼ながらに
憧れた

友達は私の小さな町では少し由緒のあるお家の子だった。保育園児にはそんな事は分からなかったけど何か周りの子とは少し違って一目置くようような子だったけど本人は全然そんな事なくて気さくで少し天然でごくごく普通の子だった
そんな彼女だから昔も今も変わらず接していられる。でも私の中では今でもあの頃に感じた感情は忘れていない。あの頃の思いがあるから一層に大切にしたい友達の1人なのだと思っている
これからも仲良くしてね。
今更恥ずかしくて口には出せないけど心からそう思っています。

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