大人の階段昇るこの頃
一人娘が早いもので21歳になった。
時が流れるのはほんと一瞬。
一瞬で過ぎ去り過去になる
最近はネイル マツエク お化粧にオシャレ
見た目ばかりに磨きが入りそこじゃないでしょと少々嫌味たらしくお小言を言ってみるが全然気にする様子もなくめっきり家に居る事も減って私の方が少し寂しいのかもしれない。
娘がお化粧をする鏡越しにせっせと掃除機をかけながら心模様を書いてみた
我が娘
ひとりの女性となりました
まだまだ手元に置いてはいても
心の中まで知りません
産んだお腹は私だが
心はあの娘(こ)が創るもの
そっと見守るそれだけを
母はこれから学びます
娘の成長は嬉しいような寂しいような。
そんな思いは娘も同じだっただろうと今更思う
娘が幼稚園へ上がるタイミングで義理の両親と同居生活になり私は家庭にいる事よりも仕事の時間を選んでしまった。
その当時の私は気を遣い過ぎる程使ってしまい娘に八つ当たりしてしまう気がして距離を置いた。
身勝手な話で幼子には分かるはずも無くただただ寂しかっただろうと思う。私が体調を崩し仕事を一旦休むまで娘の気持ちを知ろうともせず都合良く自分を納得させていた。当然、娘は何も話さなくなっていた。
楽しい事も悲しい事も何も。そんな私が今になって世話を焼く。それでも娘は私を受け入れてくれた。
どんなに叱ってもあっさりしてて、すぐ甘えて側に居る。今では娘とランチに行ったりショッピングモールに行ったりと何気ないひとときがとっても幸せに思う。こんなママだけどママだと認めてくれる。
構ってちゃんは私の方でその内娘に置いてきぼりにされるだろうな。
好きなように生きなさい。
人生楽しみなさい。
と娘に正す前に己の人生が楽しくなければなんとも説得力に欠けるに決まってる。
娘は既に自分の道を歩んでいるのに。