今後の世界の利下げスケジュールまとめ
12月のFRBの長期経済見通しで2024年に4.6%の政策金利(0.25%の利下げ3回)が示されたことで今後の利下げ時期に注目が集まっています。
こちらは主要先進国の政策金利の推移ですが、過去の傾向では米国が利下げをした数ヶ月後に欧州とUKも利下げをしています。
今回は世界の政策金利が2024年にどのように変化して行くのかを過去の傾向とともに解説します。
世界のインフレ率
まず、こちらはこのチャンネルで不定期に集計している世界39カ国のインフレ率(CPI)で、昨年の4月、11月、そして最新の今年の1月をまとめています。
これをグラフに直すとこのようになり、こちらが2023年4月時点の各国のCPIです。
次に2023年11月時点のグラフを濃い青で追加するとこのようになり、ほとんどの国でインフレ率は低下していることがわかります。
更に2024年1月の最新データを黒で追加するとこうなります。
一部インフレ率が上がっている国もありますが、39カ国のうち29カ国(74%)の国が昨年11月より低下していました。
世界の政策金利
世界的にインフレ率が低下する中で、各国の政策金利の動きも確認します。まずこちらが2023年4月時点です。
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