人生を変えた出会い・ヴァイオリンと人の聲編
私は今、表現者をしている。
オリジナルの物語を書いて、それを自分で表現する「オリジナルストーリーパフォーマー」と自ら呼んで活動をしているのだ。
以前から、何かを表現していきたい願望はあったが、自分には無理と勝手に諦めてきた。
司会などをして、表現する人たちのサポート役に甘んじていた。
だが、あることをきっかけに、コントストーリーを作り、脚本化し自らも役者として演じた。
そして気づいたのだ。
「これが、やりたかったことだったんだ!」
残念ながら、その活動も続けられなくなり、これから何をやっていこう…と途方に暮れていた時に出会ったのが、ヴァイオリニストKUMIKOさんのヴァイオリンの音色だった。
彼女は、副業にしている大学職場での同僚として知り合った。
普段控えめで「私なんか失敗ばかりで」と言ったりする。
その彼女がヴァイオリンを奏でると、人を惹きつける音を放つのだ。
ある日、私にイベントでのステージ出演の話が来たのだが、何をどう表現したら良いのか悩み、KUMIKOさんに朗読劇のイメージ曲を演奏して欲しいと、声を掛けステージを作り上げた。
とても、楽しい時間を過ごし、これからも共に作品を作り上げていきたいという想いが段々強くなり、翌年の年末、
ヴァイオリンとオリジナルストーリーパフォーマンスのユニット『ヴァイオリンと人の聲(こえ)』が誕生したのだ!
ユニット結成から1年以上が経った。
結成当初は「自分たちのPR活動」といった立ち位置だったが、今では「世界に思いの届く作品を発表する」を目標に掲げるまでに、成長してきた。
自信のなかった私が、ここまで自信を持って活動できるものと出逢ったのだ。
定期公演に毎回足を運んでくださる方、サポーターとして応援くださる方に、いつも励まされたいる。
これからの私たちを、見守っていて欲しい。
もっともっと高い所を目指していく私たちを!