今持つべきは『生まれ変わる勇気』

COVID-19の感染拡大を受けて、様々な自粛が行われている。

イベントが事業の私は、2月に入ってからすぐ、司会の仕事などがキャンセルとなった。

パフォーマンスは公演会場自体が閉館となって、上演できる時期は未定だ。

大道芸でのパフォーマンスは条件を設けながら、再開となるようだがなかなか厳しい。

そして昨日、契約保留となっていたイベント運営アドバイスの、契約打ち切りが決まった…

これで私の本業が全滅だ。

私は元々営業活動が苦手なので、大々的な事業ではなかったが、全く活動の場がなくなった現実は精神的につらいものがある。

ひとつ救いなのが、昨年から始めたライティングについてと、旅人としての仕事が少しずつではあるが、自分の中で芽を伸ばしつつあること。

旅人などというと、ものすごく旅をしているようだが、子どももいたこともあって、時間ができた時に短期間の国内旅をする程度。よく自分を「旅人」と言えたもんだと時々思う(笑)。

だが、人生全般を考えると、自分なかなかの旅人ではないか！

そんな自負は持っている。

今まで、旅をする人だけが「旅人」で、私はそう言う意味で経験不足と漠然と思っていた。

しかし最近は広い意味での「旅人」として、活動できるのではないかと考えるようになってきた。

そう思うようになったのは、今関わらせてもらっている案件から、たくさんのヒントを得ているからに他ならない。それは、素晴らしい人たちとの出会いでもある。

「旅人」としての得る情報が増えている今、一旦「イベント業の私」「パフォーマーの私」を、「旅人の私」という引き出しにしまってみようかと、本気で考えるようになった。

旅をしながら、その引き出しがから「それぞれの私」が出せる自分をつくる。

そんな「生まれ変わる勇気」を持とうと思う。