仕事なんて癖を活かして誰かの役に立てたらOK
会社をどんな軸で選ぶか。就活生の永遠のテーマだと思います。
・若くして成長できる会社
・福利厚生が良い会社
・ビジョンに共感できる会社
・ワークライフバランスが良い会社
など、色々な選び方があって良いと思いますが、もし上記のような選び方でうまくいかない方は、自分の癖を活かして誰かの役に立てそうな仕事を考えてみて欲しいなと思います。
20年も生きていると、無自覚に繰り返す思考や行動のパターンが何かしらあります。言い換えるとただの癖ですが、僕は「癖=才能」だと思うようにしています。
「癖=才能」がポジティブに発揮されれば立派な「強み」となりますし、ネガティブに発揮されれば「弱み」となります。
ポイントなのは、「癖=才能」はパターンとして繰り返しているので、人よりも楽に自然とできるということです。
「人よりも楽に自然とできること」で誰かの役に立てれば、間違いなくお互いハッピーです。
仕事の理想系とは
「癖=才能」を活かして誰かの役に立つこと
と言っても過言ではないと思っています。
「癖=才能」は無自覚に発揮されるので自分で気づきにくい難点があります。だからこそ基本的には対話を通じて客観的なFBをもらうのが重要です。
またストレングス・ファインダーなど、診断ツールを活用するのもオススメです。
今日は「癖=才能」に気づき活かしていく上で、3つの重要なポイントについてお伝えさせていただきます。
①自分のために使おうとしない
仕事とは「社会への機能提供」です。つまりは「誰かの役に立つ」ことですね。
趣味として自分のためだけに使うなら良いですが、仕事で「癖=才能」を活かしたいと思うなら、「誰かの役に立つ」という前提を持つことが重要です。
「他の人より優位に立ちたい」
「楽して稼ぎたい」
「才能を使って自分の価値を上げたい」
のような利己的な意図で「癖=才能」を明らかにしてもおそらくうまくいきません。
これは「世のため人のために働きましょう!」のような綺麗事を言いたいわけではありません。ホモサピエンスは自分のためより、人のためにやることでより大きな喜びを感じるようです。つまり、「誰かの役に立つ」ことを追求することが、結果的に自分を一番幸せしてくれます。
②正解探しをしない
いきなり本末転倒なことをいいますが、「癖=才能」はどこまで言っても仮説にすぎなく、死ぬまで正解なんてわかりません。人間の認識なんて怪しいものですし、人の細胞は秒単位で変わり続けますので、本当のことはどうやったってわかりようがないのです。
「才能=癖」を活かすというのは仮説検証プロセスの積み重ねでもあります。「正解がないなら見つける意味なんてないのでは?」という意見もあるかもしれませんが、僕はそうは思いません。
何をやるにしても、繰り返してやってきたことや無意識にできることは、人より楽にうまくできて大きな価値に繋がることが確率論として多いはずです。また正解は存在しなくとも、仮説検証を繰り返す中で確信度や自信が高まり、活用できるシーンが増えて、仕事の意欲やパフォーマンスが上がった方を沢山見てきました。
また正解がない以上、自己完結で決めつけるのも厳禁です。
仮に自分の仮説とは異なったとしても、オープンに色々な人の誘いや依頼に乗ってみる、他の人のFBを素直に受け入れてみる、そのように柔軟な姿勢でいることが、「癖=才能」の可能性を広げてくれます。
③他者と比較しない
例えば
Aさんは「難しい話を整理する構造化」の「癖=才能」がありそうですね
という話となったあとに、「いや、友達のコンサル内定者のBさんは格段に構造化うまくて自分なんか…」と、もっとすごそうな人を持ち出して、「癖=才能」の仮説を潰そうとする状況に度々遭遇します。
人は新たな自分の可能性を知ったとき、不思議なことにそれを受け入れたくないと思います。ホメオスタシスという現状維持を促す機能が心身に働くからです。また、「癖=才能」の仮説が価値にならなくてがっかりしたくない、といった逃避行動を取りたくなることもあるでしょう。
この他者比較は、僕がコレクションしてる「人生を難しくする無理ゲー」の代表例の一つです。
人の評価なんて極めて怪しいものです。そのときの雰囲気や気分にも大きく依存します。仮に「構造化」という「癖=才能」があったとして、数値化してランキング化することなんて絶対できません。
そんな極めて怪しい評価に基づく他者比較を気にして「癖=才能」の仮説を潰すなんて勿体なすぎます。
また「癖=才能」が強みとなるかは相対的に決まるものです。普段チームを盛り上げるコミュニケーションがそこまで得意ではない(苦手ではないが)方が、職人気質なエンジニア集団の中に入れば、一番の盛り上げ役になることだってよくあります。
「癖=才能」の見つけ方をもっと詳しく知りたい方は個別相談にも乗らせていただきます。こちらからご連絡ください。
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