誰にでもできる「才能」の見つけ方と活用術
ライフ研究家の菅原です。
突然ですが、僕は人が持てる力をフルに発揮できることが大好きです。
スポーツなどで持てる以上の力を発揮して強敵を倒すシーンや、人が何かに夢中になってる瞬間、感情を爆発させてる瞬間など見ると、非常に心が沸き立ち、ジーンときちゃいます。
また、常識や周りの評価に縛られずに、才能や欲求をフルに解放して生きている様、奔放に本音で生きてる人が好きなんです。
だからこそ、人の良いところを引き出したり、褒めたり、勇気づけたりということを学生時代から一貫して自然とやり続けています。
そんな価値観から、最近は「才能」というテーマの探求を行っています。
才能については、以前から関心があり、社会人時代も学生との面談や1on1等で、「才能」を引き出すことには非常に拘って行っていました。
最近、色々な方と才能発掘セッションを行いながら、より自分の中で理解が深まってきたので、note等で頭の中にある内容をアウトプットしていきます。
沢山の方が才能を解放して生きることに繋がれば嬉しいなと思います。
才能とは
実は「才能」に関しては、色々な人がその人の解釈で色々な定義をします。
ちなみに広辞苑では、
才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力。
と書いています。
▼脳科学者の茂木健一郎さん
何かをやりたいと思ったことがそれ自体が最大の才能だ
なんか、すごくハードル下がりますね。
▼キングコングの西野さん
挑戦した数、挑戦した先で背負った「想い」とか「傷」とか「恥」とかの集合体の名称が才能っていうんだと思います
うーん、なんかすごく詩的でアーティスティック。だけど使いにくい...
▼オリラジのあっちゃん
才能とは、コンプレックスの裏側にある
これはユニークでわかりやすい。
他にも、最近流行ってる『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という書籍では、
得意なこと = 成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン
得意なこと(才能) = 無意識のクセ。
と、紹介されていて、これは非常に実用的だなと思いました。
かの有名なストレングスファインダーでも「才能」は
『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』
と書かれており、この定義がかなり的を得ているのかなと感じますが、色々な人がそれぞれ独自の解釈をしていて、絶対解はなさそうに思います。
であれば、定義の正しさを追求するよりも、汎用性と実用性を重視して、才能を定義できると良いのかな思い、僕はわかりやすさも重視して、
「才能」 とは、
自分の欲求や目的を叶えるために自然と楽にやれちゃうこと
と、定義をしてみました。
(これからさらにブラッシュアップあるかもしれません)
努力や苦労という感覚がなく、「自然と楽に」やれてしまうことが特に重要です。
才能は人生を豊かに生きるためのツールである
僕は「才能」は人生を豊かに生きるためのツールだと捉えています。
武器や道具と言い換えても良いかもでしれないですね。
才能は「あの人はあんな才能があって羨ましい。自分はあの才能がない」みみたいに、自分をラベリングして、縛るためのものではありません。
「才能」とは、主体的に理解を深めて磨いていくことで、楽に人生全体のパフォーマンスを高めてくれる非常に便利なツール、というスタンスを僕はとっています。
実用性や汎用性があると捉えた方が希望があって圧倒的に楽しいですからねw
また、先述の通り、
「才能」とは、自分の欲求や目的を叶えるために自然と楽にやれちゃうこと
と考えているので、
「才能」とは、一部の方のみが持つ高尚なものではなく、誰にでも必ずあるもの
という前提に立っています。
加えてもう一つ重要な概念があります。
それは、才能の発揮条件です。
例えば、10年以上もの間、毎日自然と日記を書き続けてきた方がいるとしましょう。
その方は一見「書く才能」があると思われますが、仕事で「商品レビューを書いてくれ」と言われるとどこかしっくりこないし、もっとうまい人が山ほどいる。だから「私は書く才能がないのでは?」と思ってしまうケース。
これは、書く才能がないのではなく、才能と才能の発揮条件の定義が曖昧であることによって起こると考えられます。
「書く」と一言で言っても、
・どんな理由で書くときに才能が発揮されるのか?(why)
・何を書くときに才能が発揮されるのか?(what)
・どんな方法で書くときに才能が発揮されるのか?(how)
・どんな環境で書くときに才能が発揮されるのか?(where)
と、例えば5H1Wなどのフレームで深堀っていくと、「書く」という才能が発揮されるケースと、そうでないケースがあることがわかります。
もし日記の目的が、自分の思考や感情など抽象的な概念を明らかにしたいという欲求で、その欲求を叶えるために、毎日自然と日記を書いてるのであれば、それは「抽象的な概念を言葉に落とし込む才能」と表現した方がより正確かもしれません。
「抽象的な概念を言葉に落とし込む才能」を生かすのであれば、同じ「書く」仕事を選ぶ上でも、商品レビューの仕事ではなく、例えばコピーライティング、コンセプトメイキングなどの仕事の方が、才能を発揮できそうですね。
このように才能をよりミクロに定義していくことで、才能を発揮できる仕事がわかってきます。
他にも、所属する組織のメンバーとの関係性、その組織やプロジェクトのビジョンへの共感、健康状態など、才能の発揮条件にはさまざまな変数があります。
つまり、才能とは、いつでもどんな時にも発揮されるものでないので、ミクロかつ精緻に才能と才能の発揮条件を明らかにしていくことが重要なのです。
才能はPDCAで育むものである
才能と才能の発揮条件の理解が深まった後は、とにかく実践あるのみです。
才能とは非常に曖昧なものなので、絶対的な正解が存在するわけではないです。
また生まれ持って備わっていて、人生を決定づけるものでもないです。
才能は、仮説検証を繰り返して、育んでいくものです。
まさにPDCAによって才能活用術をマスターしていくイメージですね。
これは1日2日でできるものではないですが、一定期間(最低半年程度)仮説検証を繰り返すことで、かなり精度高く才能を扱えるようになると思います。
「半年もかかるのか。。。」と思われるかもしれませんが、その期間本気で仮説検証してみることで、これからの何十年もの人生のパフォーマンスを左右する「才能」の活用術が身に付くのであれば、こんなにコスパの良いトライはないかなと思います。
また、才能は「自然と楽にやれちゃうこと」なので、本人は無自覚なケースが大半です。
ぜひ他者の力を使って、理解を深めることをおすすめします。
友人、同僚、上司、家族や、他にも外部のコーチやメンターなどに頼るのも良いでしょう。
そして実行ですが、個人事業や副業など、自分の裁量で、しっかり環境をデザインしていきやすい形式でトライしてみることを推奨します。
プロボノやボランティア、何かコミュニティ運営に関わってみるとかでも良いと思います。
今すでにある環境で簡単に試すのではなく、最初は飛び込むのに一定勇気が必要な機会を作り、本気でトライしてみることが大事です。
そのくらい本気で才能を試して検証するんだというスタンスがないと、良い仮説検証にはなりにくいからです。
僕も大きなキャリアチェンジがきっかけとなり、才能の理解がどんどん深まった経験がありました。
自分の才能の仮説を持ち、一定リスクをとって本気でキャリアチェンジにトライしてみたからこそ、仮説が合ってる部分とズレてる部分が明確になり、また次の仮説検証に活かせる、という感じでどんどん正確に理解できるようになってきた感じです。
才能を育むには、勇気を持ったトライがセットなのです。
おそらく今勤めている会社では、すでに才能をフルに発揮できてる人を除き、主体的に才能の仮説検証をすることは難しい可能性が高いと思います。
個人の才能ベースでやりたいことを任せる風土があり、希望すれば新規事業なども任せてもらえるような環境であれば別ですが、そうでない場合は、基本的に会社の期待役割にアジャストすることが求められるため、そこで才能を発揮したり検証することは難しいからです。
もし今の仕事で毎日疲れていたり、どこかモヤモヤしている方は、才能を発揮できていない可能性が高いので、ぜひ環境を変えることを検討してみたり、まずは副業やボランティアでも良いので、才能を検証してみる機会を作れると良いかなと思います。
才能の理解は本当に大事で、「今はものすごく活躍している人も、前職では完全に無能だった」という話は死ぬほどたくさん聞きます。
話題の経営者にもそういう方が非常に多いです。
それは、才能を深く理解し、才能の発揮条件を整えられるかどうかで、天国にも地獄にもなりうるということです。
僕自身もそうでした。
僕は「セルフマネジメントの才能」があると思っています(自分で言うのもなんか恥ずかしいですがw)
発揮条件としては、自分で決めた目標があり、周囲から干渉されず全部自己決定ができる状況であることです。
そのような状況では自然とパフォーマンスが発揮されますが、反対に自分で決めた目標がなかったり、上司やメンターにマイクロマネジメントされる状況だと、完全に怠惰で無能になった経験が数えきれないくらいありますw
つまり、今の環境で才能を発揮できていない人でも、しっかり才能の理解を深めて、発揮条件が整う環境を選ぶことで、今の何百倍も楽にパフォーマンスを発揮することは可能なのです。
才能を解放して生きている人は輝いている
世の中の輝いている人とは、ひとえに才能とその生かし方をよく知っている人だと思います。
もちろん、最初からすぐにわかったということではなく、何度もトライや挫折を繰り返しての結果であることは間違いないと思いますが、才能をフルに発揮できることで、人生は最高に輝きます。
今うまくいっていない方でも、「才能を解放して生きる」ことを決断し、勇気を持って仮説検証のトライをし続けることができれば、才能マスターになることは可能であると、僕は強く信じています。
僕は人が力をフルに発揮できること、そのサポートができることが至福の喜びであり、人の可能性を信じています。
一人でも多くの方が持てる力を最大限に発揮できることにお役立ちできるよう、これからも「才能」の情報をお届けしていきます。
※後日追記
第二段記事書きました。
ワークライフバランスでも
ワークアズライフでもなく
ライフライフライフ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし今回の記事で、何かしらためになったことがございましたら
「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!
才能を解放するライフコーチング依頼
才能を解放して生きるためには、才能と才能の発揮条件を正しく理解することと、実際に実行機会を作り仮説検証を繰り返すことが特に重要ですが、これを一人だけでやりきることは非常に難しいと考えます。
ストレングスファインダーなど、才能特定のためのツールを活用することも有益ですが、才能は非常に個別性が強いものなので、1on1に勝る才能活用の手法はないというのが僕の見解です。
才能を解放して自分の持てる力をフルに活用して生きたい方向けに、半年間のライフコーチングを行っています。
才能を解放して生きられることは幸せそのものです。
興味があるは、下記のnoteお問い合わせフォームもしくは、公式LINEからお気軽にご連絡ください!
折り返しご連絡させていただきます。
✅noteお問い合わせフォーム
https://note.com/kuniya_sugahara/message
✅公式LINE
友達追加はこちら
https://lin.ee/GUd8HFH
👉ID検索 @280kourm
ライフ研究家|菅原邦弥