なんてことない日常からホスピタリティを考えるきっかけになった本
少し部屋が汚くなってきたので整理をする。
特に本が散らかりっぱなしだ。
積ん読とはうまく言ったようで、まさにその状態なのか…。
しかし、これらは一応仕分けしたものだ。
捨てるはずだった本を読み返してみようと思う。
まず1冊目はコチラ。
リッツ・カールトンは旅が苦手なわたしでも知っているホテルです。
「忘れ物をしたら海外だろうが届けてくれる」という有名な話くらいは知っていて、そんな素晴らしいサービスのホテルという認識。
何年前に買った本かわかりませんが、
読み返して良かったと思う1冊です。
ミスティーク(神秘性)を起こす人達
ミスティークとは神秘性のこと。
わたしはサプライズやらそういうのがすごく苦手です。
一方で、ミスティークを起こす人達がいます。
先日誕生日を迎えましたが、地元の友人たちは誕生日ケーキを用意してくれました。
それだけで嬉しいもんです。
毎年「おめでとう!」と言い合っている仲間なのでわたしの誕生日を知ってはいるのですが、その日に集まってくれただけでわたしの気持ちは十分でした。
でもケーキを用意し、祝ってくれるんですね。
そこまでしてくれるのか!
という期待値を超えるホスピタリティ。
こういう仲間に囲まれて嬉しいと同時に
自分がこうでなくちゃと思いました。
良い人ではなく感性豊かな人になりたい
人が動くには良いものやメリットやそういった上っ面のコトやモノではなくて
感情が動いたときに人は動く。
「ケーキを用意してくれた」という事実がわたしを動かしてくれたのではないんです。
そこにはストーリーがあって…
地元の仲間に会うのが3年ぶり
白血病での闘病生活後、初めての帰省で仲間に会うということ
入院時にはわざわざ遠くからお見舞いも来てくれてずっと気にしてくれていたこと
地元の友人は出会って24年の仲。
今はLINEという便利な機能で毎年みんなの誕生日におめでとうは言うけれども
でも今回はちょっといつも通りではないということを
みんなは解かってくれたようです。
これから毎年ケーキを用意するとかそんなんじゃないんです。
まだまだ治療中だけど
でも地元にも帰れるようにようやくなって
その特別な第一歩をみんなは祝ってくれました。
友人は良い人たちです。
でもそれで終わらず、わたしの感情をゆさぶってくれる人達なんです。
リッツ・カールトンが目指す評価
この文章に心打たれました。
わたしが誕生日に体験した出来事は良い人たちがやってくれたことではなくて
感性豊かな人たちが企画してくれた体験です。
誕生日のような特別な時だけではなくて
これから仕事をはじめていく上で決めたこと1つがあります。
帰りに雨に降られてしまったときのために傘を用意することです。
わたしの仕事もサービス業ですし、
なんでも屋さんのように出来ることはしようとやってきましたが、また新たな気づきです。
100円でビニール傘を数本用意するくらい、なんてことないでしょう。
だけどこれだけでお客様に対するホスピタリティは違うのではないかと思います。
わたしでも出来るアイデア、工夫できること、何かあったら教えていただきたいです。
最高のおもてなしができる人になるんだ!
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ーーーーーあとがき
そんなことを午前中に書いていましたが
最近仲良くさせてもらっている保険会社の方が
わざわざ誕生日プレゼントを届けに来てくださいました!
でも正直に言いました。
そこは若干予想していましたって。
(だって、今回に限って何の用かを言わずに来るなんて、そんな方ではなかったから。)
しかしですよ?
やっぱりこの上をいくのがすごいところ。
前回お会いした時に「白老の卵って有名ですよね!」なんてお話をしていたのを覚えていてくれて
白老の卵を持ってきてくださったんです!
これなんですよ。
本日のミスティーク経験でした。