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私はどう生きるのか。

こんなスペシャルな良い本を今まで読んでいなかったとは!

多分「漫画は読まない!」と拒否してきただけなんだと思う。
1937年に出版されて、今でも受け継がれているこの本の原作者は明治生まれ。私が生まれる前に亡くなった方の本を読んで、感動してます。

一番グッときたのは『人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて』
これに登場してくる”おじさん”が”コぺル君”に宛てた手紙だ。

思い返せば35年生きてきて
自分の中で”過ち”という出来事が1つある。

今の仕事に就く前の出来事。
但し、会社は一緒、アルバイトだった時代だ。
もう6年以上前になる。

仕事に関して能力の差はあっても
仕事はしなきゃいけない、してもらわなきゃいけない
が絶対的な判断だった私は
年上年下関係なく、力関係も全く関係なく
誰彼構わず噛みついていました。

おそらく
私の言っていることは正しく、相手を論破しているような感じだっただろうと思う。
今思っても事務的な面で”正しいか正しくないか”を判断すると
”正しい”とも思う。

だけど、人間はナマモノで機械じゃない。
渋沢栄一がいう「常識人とはどういう人か」、
『知恵と意思があり、そこに情がある』という『智・情・意』でいうと
『情』が完全にない人だったように思います。

だから、ずっと自分が正しいと思ってました。
だからその人を許すことが出来ない。
それから色んなビジネス書を読んだり、アドバイスを貰ったり、聴いたりしていると
そういう出来事は「許す」ことで成長するなんて言われるけど
今でも尚、それを「許す」ことが出来るのかと
自分に問う。

この「許す」は
相手を許すのは勿論、過ちを犯した自分を許すことが出来るかであって
一番は自分を許すことが出来るがが難しいんだと思う。
そして心に手を当てて考えてみると
きっと6年経っているのにきっと許していないんだろうと感じます。

だからいつでもその過ちを犯そうとしてしまう心があります。

このモヤモヤしている心ってなんなのかが
そこには書いてあって
じゃあ書いてあってすっきりしたかというと
全然すっきり感はなく
また振り返ってしまったようです。

ということは…

これがこれからある程度つきまとう自分の課題なのではないかと思う。

それを教えてくれたのが
『君たちはどう生きるか』



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健康教育家クニサワアサミ
治療費にあてさせていただきます。大事に使わせていただきます! そして皆様の健康に役立つ情報をお届けできるようにこれからも学び、発信し続けますので温かい目で見守ってほしいです\(^o^)/