
誰かの、何かのせいにしたい
脳は里山と一緒!
と言ったのは、脳科学者の茂木健一郎さん。
里山とは…
集落などに隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山のこと。
要は、自然なんだけどちょっと人が手を加えた感じの山ってことね。
だいたいの人は、生まれたときから脳はあって
体の成長とともに脳も自然に成長していく。
そこでちょっと勉強したり、実践して学んだりすること(手を加えること)で綺麗な里山になる。
ということかな。
そうだよなぁ。
ある程度当たり前のことってあるよね。
例えばだいたいの人は歩くよね。
それって意識なんてしなかったけど、赤ちゃんの頃歩く練習を何度もしたから自然に歩けるようになった。
だけど、そこから走るとなると、
元から速く走れる人もいるけど、陸上の短距離選手として活躍するには
走る練習をしないと速く走れない。
脳も一緒。
ただ、走る練習と同じく、脳の練習と表現するなら
難しいのはゴールが全く見えないところだ。
走る練習のゴールは「オリンピックで金メダルを取ること」かもしれない。
ここで「金メダルを取り続ける!」と頑張り続ける人もいれば、
「これを機に引退します」という人もいて、やめることも可能だが、
でも脳の練習のゴールは??
やめるとかってあるの??
きっと、ないよね。
でも世の中にはやめた人が沢山いると思う。
考えることをやめた人。
自分に責任は何一つなく、
親のせいだったり、職場のせいだったり、
何なら雨が降ったせいにして
常に環境のせいにしている人は考えることをやめた人だ。
自分の健康すら、誰かの、何かのせいにする。
だから、人生のすべてのコトはつながっていて
一生勉強なのです。
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