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#24 ひなちょいseason2~「雑草を流行らせたい!!①」感想

今週の「ひなあい」が変化球なら「ひなちょい」も変化球。
「いつでもどこでも変化球、ひなのなの」でお馴染み上村ひなのの初プレゼン回だ。

結論から言えば神回であった。
クニラが「ひなちょい」に求めているものはこれである。
企画がトーク中心であり、且つ、シュール。
可愛い女の子のシュールは、異常に可愛さが増す。

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【今週のひなちょい】
上村プレゼン「雑草を流行らせたい」
本日のインフルエンサー(進行):上村
ナレーション:加藤
参加者:松田、富田、森本、潮

まず、加藤のナレーションがクセが強過ぎ(笑)
ヘニョヘニョが可愛い過ぎて、ほとんどナレーションの内容が入ってこない。

そしてオープニングの雑談。
富田と潮のレギュラー投入で場持ちも良い。

上村が初プレゼンと言う事に、富田が「出演が1番多いのに、まだプレゼンさせてもらえない」と嘆く。
そして、今回はいつもの座り位置(1番端)に潮が座っている事に言及。
それを受けて潮も「すずちゃんのようなガヤは出来ない」的なコメント。

クニラが「ひなちょい」の記事で良く書いている事を2人とも自覚していたんだと感激した次第だ。

今回の人選の理由を聞かれて「雑草っぽいから?」と自虐で返し、スタッフに「雑草メンバー」と呼ばれたエピソードを話す富田と潮。
観ているこちらも、思わずニコニコしてしまうエピソード。
さすがレギュラー。

本当の人選理由は、名前に植物が入っているからなのだが、それを当てた松田が、説明の際に森本は「森」と答えたが、どちらかと言えば「茉莉」の方じゃないかい?
まぁ、他が「花」「花」「菜」だから「森」なのかな。

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そして本題。
上村は「雑草」を流行らせたいとの事。
その事が「何を?」「何が?」と言う状況を作り、丁度良くトークが広がっていく。
これも富田と潮の裏回しがあればこそだ。

そしてジャージを着させられている事から、「初ロケ?」と色めき立つメンバーだったが、そんな訳もなく、ロケの体で雑草を摘んでいく。

ここからが上村ワールド。
ただ雑草を摘んで説明するだけでなく、1人1人小芝居をやらされるメンバー。
ナレーション曰く「雑草コント」

コント設定は、基本的に各々が最近の辛い事を嘆き、それを上村が「雑草だって頑張って生えている」と慰めるベタなものだし、爆笑するほどの内容でもないが、何故か観ていて飽きない。

実は、これが「ひなちょい」の真骨頂なのだ。

「ひなちょい」は、企画自体(流行らせたいもの)に重きを置くのではなく、緩いトークやワチャワチャ感を愛でるのがメインでなくてはならない。

そう言う意味でも今回、内容は変化球ではあったが、番組趣旨としてはド直球であった。

来週も楽しみである。

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【今週のMVP】
富田鈴花

本来、テーマとして広げづらいであろう「雑草」

上村の「雑草」に対する熱はあっても、それが故に空回りして伝わりづらくなる。
ましてやメンバーの興味はゼロからのスタートなのだし。

故に内容は無いに等しく、もっとグダグタになるはずなのだが、全体的に纏まっている。

それは富田と潮のトークによるものだが、特に富田は視聴者側の目線でトークをしているからであり、それが番組と視聴者の潤滑油になっているのが凄い。

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