【株が転換して一休み、未だに強い日本株】2023/6/21 金融クマさん ラジオ
いつもありがとうございます。金融クマさんです。
このNOTEでは毎週水曜日Twitterスペースにて夜23時から開催している、「クマさんの金融王国」というルームの経済情報をまとめます。
他にも下記のSNSをやっているのでぜひのぞいてみてください。(詳細は末尾)
【世界株式市場1週間の動き】
祝日明けの米国株式など1週間で見れば全体的に株はプラスだが欧州、中国の株はさえない。
中国が利下げを発表したことによりそもそもコロナからそんなに回復しないんじゃないかということの景気の減速が意識され中国株、続いてヨーロッパ株が安い。
株が下がり始めているにも関わらず日経平均は相変わらず強い。特に大型株から小型へのシフトが始まり、
米株でもヘルスケアなどディフェンシブ銘柄へのセクターローテーションが見られる。
【米イールドカーブ】
イールドカーブは10年、30年など長期は下落、一方短期の方は上がってきている。
米株の落ち込みからリスクオフムードが強まり長期の債券が買われる方向となった。
市場予想では7月は0.25%の利上げ。その後は金利維持。問題はこの金利がどれくらい先まで維持されるかという点である。
日銀はここ最近でいつでもYCCを撤廃する準備ができるなどのけん制を行った物のいまだに円安基調。
また下記の通り日本国債10年債利回りを見ても海外勢は国債を買っていることがわかる。
去年までショートを振りまくっていた海外勢も買うようになってきたため金利が0.5%から張り付いている事態から遠のいている。日銀が去年の年末のように金利を上げる必要性は現在見当たらない。
【為替1週間推移】
為替を見ていくと、ユーロ>ドル>円が読み取れる。ユーロ、カナダドル、共に今後利上げの方向性を崩していないため引き続き円安方向に進むことを予想する。
先週示したドル円の推移が割と当たっている。ので今後も押し目を探すスタンス。
【モルスタ下半期おすすめ投資戦略】
2023年下半期のオススメ投資戦略がモルガンスタンレーから発表されていたのでご紹介。
・US,EU銘柄は減速する一方、日本と新興国銘柄はインフレがそんなに怒っていないことと緩和継続により経済が成長する。
・米国株では生活必需品などのディフェンシブ銘柄が上昇してくる
・一方で日本や新興国銘柄ではテクノロジー株が台頭してくる。
・EUではヘルスケア銘柄に注目
・ドルは引き続き強い
・コモディティは2022年活況だったため適正な水準に戻ることを予想。経済成長によってエネルギーや素材を中心に需要が減少すると予想。
これはゴールドマンもそうですがだんだん年末の予想原油価格ターゲットを下げてきています。
【マネトレ運用部保有銘柄】
INPEX買い@1514
EURUSD買い@1.08045
九州旅客鉄道買い@3065
任天堂買い@4675
GBPDKK買い@8.7198
DG買い@163.17
CNHJPY買い@19.8968
ANA買い@3262
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