桃の生育レポート#2024年5月
5月の桃の生育状況レポートをお届けします。
花が散り、あっという間に一面が緑色に!新緑が綺麗な季節となりました。
桃の実も少しずつ成長しています。
摘果
今の時期は幼果を減らす「摘果」作業をしております。
たくさん付いている実の中から、良い実以外を摘み取る作業です。
これをすることで1つの実に栄養を集中させ、適切な大きさの桃が育つようになります。
全体のバランスや実の大きさ、枝がどの場所から生えているかなどを確認しながら行っています。
あかつき
一度摘果を行った後のあかつきの木です。
本格的な摘果の前に行うため、予備摘果ともいいます。
この作業を行うことで、それぞれの実に栄養が行き渡りやすくなります。
こぶし1個分くらいに間隔を空けて、実がある状態です。
5月中に再度摘果作業を行います。
まどか
今年からの品種のまどか。
摘果をしてから袋掛けの作業があるため、次の工程に行くためにも時間・スピードが重視になってきます。
農家さんから写真が届きました!
川中島白桃
川中島白桃は人工授粉をした後に、袋掛け前に摘果を行うため現時点では実が多くついている状態です。
実の中でも大きさが違うため、元気なものを残しながら摘果作業を行います。
伊達白桃
摘果をする実の判断方法はいくつかあります。
密集していたり、サイズが小さいものや、内部に何かしら不具合が発生している障害果と呼ばれる果実を見極めながら、
ハサミなどは使わず、1つ1つ手で実を採っていきます。
桃の収穫に向けて、早速と作業が進んでおります!
引き続き桃の成長をお楽しみください。