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人は大自然に触れると、悩みがなくなるようだ・・・


大自然の中に居たら悩みがなくなった経験

私がなぜ自然の中(というほどでもない、と自分では思っていますがよく言われるので)で暮らしたい、と思ったのか?

その想いはあまり言ってなかったのですが・・

先日友人がこちらに来て、景色を見て言ったことが、私の思いの原点と同じだったのでその頃のことを思い出しました。

それは、まだ学生の頃(遠い遠い昔の話)進路で悩んでいたときに、それは北海道でのことだったのですが、めちゃくちゃ大きい偉大な自然を見て、そこの空気を肌で感じて・・・そして思ったこと。

私の悩みなんて、この大自然に比べたらたいしたことじゃないな。
こんな大きな世界の中では、人間はめちゃくちゃ小さい。
それを分からず、右往左往しているだけだ。

と、腑に落ちたんです。
それである決断をしたのですが、間違いではありませんでした。

そして、それは私だけではなかった!

さて、先出の来訪した友人の話に戻りますが、

彼女は、少し小高い場所から、遮るものもなく遥か向こうまで、ザーッと眼下に広がる景色を見て、かつての私と全く同じ事を言いました。

「こんな大自然を間近で見ると、なんてちっぽけな事で悩んでいるのか?
自分の悩みなんてたいしたことないなぁと思えてくる」と。

その言葉を聞いた私は、少し驚きと、やっぱりそうだよね、という感覚が同時に湧きました。

やはり大自然には、私たちが悩んでいることがちっぽけな取るに足らないこと、と自発的に思わせるパワーがあるのだ、と思いました。

私が北アルプスが見える地に移住したわけ


その後スキーにハマって、シーズンは会社員をしながら、長野県に毎週のように来るようになって、北アルプスを近くに感じ、山の中で数日過ごすだけで、かつて北海道で感じた気持ちと同じ感覚を得る瞬間が沢山有りました。

都会から大自然の中に来たら、本当に小さな悩みは忘れますし、なんだか自分の本質というのか、雑多なものが削ぎ落とされて自分の本質だけが残る、そんな感覚になりました。

実際たった3日ほどでも山籠りして都会に帰ると、これまでの日々を過ごしていた社会に復帰できない感覚になった時もあります。
単に旅行やスキーをして楽しかったから戻れない、というのとは少し違う感覚なんですね。何でしょうか?別次元を感じていたのかな?

そういう経緯で長野県、その中でも北アルプスが見える景色はずっと大好きでした。

結局それから~十年経っての移住でしたが、それは夫が倒れたことがきっかけで、死ぬまでに一度はオールシーズン良いときも悪いときも含めて住まないと、死ぬ時にきっと後悔する!
という強い思いが湧いてきて、実行に移しました。

大自然に触れたり、大自然の中で過ごすと、自分がクリアになって本質が現れてくると私は思います。
生きていると色々な悩みはつきものですが、そんな時はぜひ自然の力を借りて、いらないものは削ぎ落とし、自分にとって何が必要で何が必要でないのか、と考えていくと、悩みも解決してくると思います。

ぜひ、大自然の力を感じにいらしてください。


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