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対人援助者として、パーソナルトレーナーや治療家として今後必要な学びとは?
久しぶりに1日半、自宅にこもれる日。
日曜は朝のオンラインミーティング以降は、仕事には手をつけず。
久しぶりに仕事をしない午後と夜を過ごした。
こういう時間大事だなぁ、、、と。
でもその余白が、仕事への意欲を再びもたらしてくれる。
意図的な余白、大事。
先日、ヨガジェネさんのインスタライブで酒造社長とお話をさせていただきながら、そのあと数日色々と考えていた。(対話のテーマは 人の信頼を得るという感じ)
Chat GPT4が出てきた今、それがもたらす未来。
Chat GPTのOPEN AIの社長、サム・アルトマンはたしか37歳。
彼が目指しているのは、世界中の誰もがAIを使えて、そして幸せで豊かな世界の創造。
テレビのインタビューで、彼が言っていたのは、Chat GPTは序章に過ぎない。目指しているのは、AGIである、、、と。
Artificial General Intelligence 人工汎用知能
彼曰く、そこにたどり着くにはまだまだ道のりが長く、かつそれを成し遂げるためには、一社ではなく多数のプレーヤーが市場で切磋琢磨することが大事、、、と。一人勝ちではだめだよ、、、って。
なんだか新しい世代の経営者・起業家なんだなぁ、、、と感じた。
ちなみにAGIについてChat GPT4さんに聞いてみると、以下が返ってきた。
「AGI(Artificial General Intelligence、人工汎用知能)とは、人間のように複数の異なるタスクに取り組める、あらゆる種類の課題に対応できる人工知能のことを指します。つまり、あらゆる種類の問題を解決することができ、人間と同等かそれ以上の知能を持っていると考えられています。
AGIは、単なるタスク指向型のAI(人工知能)とは異なります。例えば、囲碁や将棋などのゲームをプレイするAIは、そのゲームのルールや戦略について学習することができますが、他のゲームや現実世界の問題に対応することはできません。しかし、AGIはそのような制限を持たず、幅広いタスクに対応できるように設計されています。
AGIの実現は、現在のAI技術を大幅に超える課題であり、まだまだ研究が進んでいる段階です。しかし、この分野には多くの研究者や企業が注力しており、将来的にはAGIが実現される可能性があります。」
そして「AGIが可能になることで、世界はどう変わるのか?」って聞いてみたら、教えてくれたこと。
「AGIが実現することで、世界は大きく変わる可能性があります。以下は、その一例です。
自律的な問題解決:AGIが実現すれば、多岐にわたる課題に対して自律的かつ迅速な問題解決が可能になります。例えば、医療分野においては、AGIが病気の診断や治療法の開発に貢献することが期待されます。
労働環境の変化:AGIが人間と同等かそれ以上の知能を持つため、多くの業務を自動化することができる可能性があります。これにより、従来は人間が行っていた仕事が減少することが予想されます。一方で、AGIを制御するために専門家や管理者の役割が重要になるため、新しい職種の出現も期待されます。
経済的影響:AGIが実現すれば、新しい産業やビジネスモデルが生まれる可能性があります。一方で、従来のビジネスモデルが消滅することも予想されます。また、AGIが人間の労働を代替することにより、雇用の不安定化や所得格差の拡大など、経済的な影響が生じる可能性があります。
倫理的・社会的課題:AGIが人間と同等以上の知能を持つことにより、倫理的・社会的な問題が生じる可能性があります。例えば、AGIが人間と同等の自己意識を持ち、自己決定を行うことができる場合、その倫理的責任や社会的影響について考える必要があります。
AGIの実現はまだ未来の話ですが、その影響は計り知れないほど大きいものとなる可能性があります。したがって、倫理的・社会的な課題に対する対話や議論が重要になってきます。」
人間が行ってきたもの、自律的な問題解決、労働、経済の創出・変化、倫理観、こういったすべてに影響を与えるかもしれないもの。
その世界がいつできるのか、それはわからないけど、少なくとも私たちの世界は、地球上の集合知によって集められたデータを元に、複雑な情報の組み合わせの元、今後AIが発想し、解決し、世界を動かすことも可能になるかもしれない、、、ということなのかな、、、と。
それがすぐにこないまでも、そんな世界を生きる私たちができることはなんだろうか、、と考える。
ずっと「動作教育」「身体性」「感覚」というものを軸に活動をしてきた。
経験の集合知によって起こること(脳内のマップ)
そして
今現在のいる環境が、経験の集合知と出会ったときに起こること(脳内のマップの予測と、今の瞬間に感覚器官から上がってくる情報とその誤差の検出による運動・自律神経出力)
その両方が私たちの今そして次を作り出している。
その私の中で起きていることに目を向けることで、私の今を大事に、そしてそれが次につながるのではないか、、、と。
そんな世界を生きるうえで、対人援助者、トレーナー、ボディワーカー、治療家としてどんな学びが必要なのか、、、を考える。
そしてこの役割は、これからさらに重要になり、かつ絶対になくなることがない役割だと思っている。どんなにAIが進んだとしても、AGIが世界を席巻したとしても、私たち血が通い生身の人間同士が作り出せる世界がある、、、と。
人間とそれを取り巻く環境を含む、対人援助者の学びは広い。
解剖学
生理学
脳神経科学
運動力学
社会学
心理学
量子力学
生物学
物理学
いってみれば、すべての学問が含まれる。
そのすべてを極めることは難しいかもしれないけど、絶対的に背景として理解しておくことが必要な学問がある、学びがあると思っている。
それをどうカテゴライズするか。
どう表現するか。
どう提案するか、、、
その答えはまだないけど、それは一人では到底できそうにはないけど、きっとやり方があるのではないかな、、、と思う。
ひとまず、今世の中で受け入れられているものの、真反対に行ってみようと思う。
きっとそこに答えがある気がするから、、、。
時間が足りないね。
セミナー&A-Yoga養成
A-Yoga Movement Coach養成 in 東京 5月より
運動指導関連資格保持者、PT、鍼灸、柔整などの国家資格保持者が対象の、よりパーソナルな指導を学ぶ、動作教育実践養成となっています。
A-Yoga ヨガインストラクター養成 in 京都 5月より
運動指導経験初心者の方、これからヨガなど運動を通した仕事を考えている方、体の基礎、動きの基礎を学びたい方向けのA-Yogaの概念をベースとした養成。