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自分のニーズと相手のニーズを知るには?
あなたにとって「報酬」とはどういうものですか?
お金?
物?
喜び?
体験?
何もないこと?
一般的に「報酬」というと、私たちは「お金」を考えます。
でも報酬はもっと大きな意味を持ちます。
せっかくなのでChatGPTさんに聞いてみました。
「人にとって報酬とはなんですか?」
ChatGPTさん
「報酬とは、人がある行動や努力をした結果として得られる、何らかの形での利益や報いのことを指します。報酬は、人々が自己満足や達成感を得たり、物質的な利益を得るために働く刺激となります。
報酬は、物理的なもの(お金や贈り物など)や、精神的なもの(認められた感じや自己実現感など)に分類されます。多くの場合、報酬は、ある目標を達成するために必要な努力や行動の正当な対価として提供されます。
また、報酬は、人々が行動を変えたり、特定の行動を継続したりするためにも使用されます。報酬が与えられることで、人々はその行動を維持するための動機づけを得ることができます。」
つまり、報酬とは一つではなく、なにかの対価となり、かつ報酬が人が何かを行うまたは継続する動機付けにもなる、ということ。
トレーナー・インストラクター・リハビリや運動指導者にとって、大事なことの一つは「相手はなにを報酬と考えているのか?」ということを理解することだと思っています。
1回の運動で機能改善はできません。
1回の運動で体質改善もできません。
1回の運動で得られるものは、すぐに消えていきます。
つまりは、どうやって日々の生活の中に運動の意識を落とし込み、かつ必要なことを体験してもらうため、必要な情報を共有するために、継続してもらうために、我々指導者は何を考え、何を行動に移せばいいのかを考える必要があります。
そしてかつそれがお客様にとって報酬であることも大事。
それをきっと「お客様のニーズを理解する」という言葉で表現できるのだと思いますが、そもそもそのニーズを理解するためには、指導者自身が「自分は何を報酬と考えているのか」を理解することが重要だと思っています。
そこで壁になるのが、「報酬=お金」とだけ考えると、必ず壁にぶち当たるということです。
なぜなら、お金という数字のゲームは永遠に終わらないし、永遠に満たされることがないからです。
30万円売り上げが上がったら、次は40万円、そして50万円、、、、と、数字との追いかけっこになる。
でもお金も大事です。
上にも書いてあるように、お金という報酬は、私たちが行った何かに対する正当な報酬として払われている。
以前にも、どこかで「お金とはありがとうの印」というお話を書いたと思いますが、「こんなにもらって、、、、」と思う金額だとしても、相手の人がその金額を支払うに見合うサービスを手に入れたと感じれば、ありがとうの印がお金となって存在する。もしありがとうと思えないサービスであれば、そのお客様はもっと安いもの、またはそのありがとうの金額に合うと思うものを探しに行くでしょう。
ありがとうの印としていただくお金。
あなたが思う「ありがとうの印」に見合う対価となるものはなんでしょうか?
意外とこのあたりがきちんと考え込めてないのかな、、、と思うことがあります。
これまでも何度か、セッションの金額をあげる話の相談を受けてきました。
金額を上げることに躊躇する。
金額を上げていいのか悩む。
自分がその金額をもらうのは見合わない気がする
なぜそう思うのでしょうか?
その金額にあなたは何を見るのでしょうか?
全てのものは循環しています。
その循環をどのように回していきたいのか。
自分の成長がお客様へと循環される。
自分の行き詰まりもお客様へと循環される。
まずは自分自身のニーズを知ることです。
まずは自分自身のニーズを満たすために何が必要かを考えることです。
ワクワクしていますか?
悔しい思いをしていますか?
喜怒哀楽を経験していますか?
夢や希望を持っていますか?
自分が満たされるとはどういうことか考えていますか?
今、自分が立っている場所、土地で満たされない自分がいるのであれば、お客様の報酬を考える余裕がありますか?
まずは自分を満たすために、自分のニーズを考えること。
そしてそれを考えながら、相手のニーズを提供できる自分を知ること。
そんなことをお伝えすること、それが少し先を行く、私のような人間の役割だと思っています。
スポーツ、医療、教育、介護、様々な現場で対人支援をする人たち、そしてフリーで働く人たちのためのコーチング講習、SCMAがあります。
今年はSCMAのベーシック講習が 5月13日(土)、14日(日)、6月17日(土)、6月18日(日)の4日間で開催されます。
SCMAアドバンス講習は秋にあります。
あと少し受講枠がございますので、ぜひ未来の扉を開くアクションを起こしてください!この経験を持って進んでいく未来は、必ず変わると思います。
講習の説明は以下になります。
エスシーマ(SCMA:Successful Coaching Method for Athlete)とは?
これまでアスレティック トレーナーやフィットネス インストラクター向けのセミナー等は身体に関することやトレーニングメソッド、その他身体のケアの方法など現場での指導にすぐに使えるものが主流でした。
しかし、そういったノウハウを効果的に活用していただいている一方でうまく生かし切れていない方もおられるようで、もう一度、一から「成果を上げ続けるトレーナーやフィットネスインストラクター」とはどういった特性があるのかを考えなおしました。
その中で生まれてきたのがSCMAです。
このプログラムはトレーナー・インストラクターが自分の役割を明確に認識し、そのうえでクライアントとの関係性を構築していくメソッドや成果に共に到達するプロセスを考えていく内容となっています。
実際の現場においては同じアプローチは一つもありません。クライアント 1 人 1 人違ったニーズがあり、それに従って何をどのように処方するのかが変わってきます。
ただ、大切なことはクライアントが誰であれトレーナー自身が自分の役割やトレーナーとしての「在り方」を明確にしていてブレない事、成果を手にするプロセスをしっていることが常に成果を手にする重要な要素なのです。
SCMAでは、これまでの卓越したトレーナーの経験や学習してきたことに加え、日本チームコーチング協会のサポートの受け、ビジネスコンサルタントやNLPトレーナー、ビジネスコーチ等を交えプログラムを作成しました。
トレーナーやインストラクターを一生の仕事としていくうえでそれぞれの方のど真ん中に芯を創りあげるプログラムが出来上がったと自負しています。講習の中では、他のトレーナー達とディスカッションやグループワークを通して互いに吸収し、学び合うことで新たなコラボレーションや強い絆が生まれることでしょう。
では、皆様と共に深い学びの時を過ごせることを楽しみにしています。
開催日
2023年
5月13日(土)、14日(日)
6月17日(土)、18日(日)
の4日間
全日程、対面参加が受講要件となります。
開催場所はKyoto MBM Laboです。
金額は 140,000 円【税込 154,000 円】
定員は最大12名
講師
鴨井啓
中野達也
森本貴義
SCMA のカリキュラム
趣旨と目的
卓越したコーチングメソッドは、クライアント(顧客)との信頼関係のもとに、現実的で具体的かつ達成可能な目標を設定し、その達成に向けて問題解決や行動を促進するためのコミュニケーションスキルです。私たちはコーチング・スキルはこれからのトレーナーに必要なスキルの一つであると位置づけています。トレーナーの古いパラダイムは「こちらの洞察に従ってもらう」でしたが、これからは「ビジョンをクライアント(顧客)と共有し、共に勝っていくトレーナーのリーダーシップ」が必要です。ということはクライアント(顧客)のコミットメントを呼び起こし、彼らの自発的な目標達成をサポートする効果的なかかわり方が要求されるのです。
本講座を受講することを通して、受講生はクライアント(顧客)の効果性を拡張し、ハイパフォーマンスを発揮するアスリートに成長することができるようになるリーダーとして活躍することになるでしょう。本講座の目的は、トレーナーとしての意識とスキルを学習し、実践に活用することを通して、クライアント(顧客)と共に成果を創り出す卓越したアスリート・リーダーを育成することにあります。
エスシーマ ベーシックコース チャプター
トレーナーの使命とは
トレーナーの持ちたい価値観
クライアントのニーズ
トレーニングのプロセス
パフォーマンスの構造
怪我が起きる構造
ラポールを築く
カウンセリング
動作分析とキャリブレーション
現状認識とトレーニングの共有
クライアントにリクエストする、ルールを作る
トレーニングとアセスメント
自己能力開発計画の策定 プログラムの特徴と効果
本講座は知識的には人間性心理学、をベースにしており、神経言語プログラミング(NLP)などを応用した実証済みのスキルをトレーニング環境に適するように体系化し、参加者にとって学習を積み重ねやすいようにデザインされています
クライアント(顧客)を卓越した成果づくりに導くコミュニケーションを学びます。
問題や課題を解決するためのコミュニケーションを学び、対応能力を強化し、さらに有効な人材に成長することを通して人生に違いを起こします。
本講座参加者への強いリクエストとルール
全日程と全プログラムに参加すること
次の集合研修までに、トレーニングの実践を行い、レポートを提出すること
研修を通して知り得た参加者のプライバシーや企業の情報を口外しないこと
本講座の独自性と著作権を尊重し、プログラム運営上のノウハウやテキスト内容について一切複製(スキャン、コピー等)、引用、および転用しないこと
本講座内容と講師の講義内容を文章化したものを、本講座に参加しない人に配信しないこと
各セッションの開始時刻を厳守すること
研修中は携帯電話着信音が鳴らないようにし、電話に出ないようにすること
一緒に、たくさんの報酬を手にし、たくさんの報酬を多くの方の手にお届けしましょう!
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