超 朝活!夏でも涼しいスーパカブ90の旅
乗りたい!乗りたい!暑いのわかってるけど乗りたい~!
で、実際にバイク乗ったら案の定「死んでまうわ~」となる訳です
バイクは 風と友達 になれるはずが、気温35度を超えますと友達だった風がSMの女王様に変身するんですよ、熱いろうそく には耐えれても(※やったことない)走行中に浴びる熱風はもちろん 信号待ちなんてもう地獄~
巷では酷暑対策グッズは出てるものの ここまで暑いと
屁のツッパリ、焼け石に水、坂田利夫にポマード みたいなもんです。
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そもそも 私天才ですから、
気温低い時に走ればいいやん!と気付き タイムテーブルを作りました。
・深夜3時に出発
・5時半に日の出を見る
・9時まで撮影して帰路に
・35度を超える11時までに帰宅
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8/16 の 朝
深夜の3時前に起床しまして さっと着替えます。 家を出る寸前に大好物のガムを愛犬レトちゃんに渡します。いつも私が出て行くのを察知してワシも連れて行けとギャン鳴きするんだけど夢中でガムかじってる。
ガムは偉大だが「いなば わんチュールは偉大を超越した神」である。いや、こんなペットあるあるはどーでもいい。アレにはきっと犬猫用の麻薬が入ってるに違いない(笑)
私は深夜のご近所に気を遣い、大きい道までカブを押してそこでエンジンを掛けて出発する。でも、よくよく考えたら大きい道沿いの家には迷惑な話なんだよなぁ、、これもどーでもいい余談だ
さて本題に、
大阪から和歌山へのルートは涼しさを求めて山越えのR480ルートを選びました。
山道に表示された温度計は24度で天然クーラーが涼しい!深夜ですから私の前後には一台も車がいません、寂しいを通り越して 恐い。
お化けを見たことは一回もありませんが、昔からホラー系に弱いんですよね。唯一夜中に撮ったのが「暗闇にいざなう橋」の写真・・渡りたくねぇーよ(笑)
あともう一つの恐怖がコレ
飛び出し坊やです。昼間に見ると可愛いものですが、闇夜にヘッドライトで浮かび上がるこの子供で何度ドキっとしたことか・・和歌山はこの看板余ってるやろ?と突っ込みたくなるほど沢山出現します。
気温も低いし暗闇坊やのお陰で背筋も涼しく走ることが出来ました。
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日の出は5時半
山越えの快適なルートを走ること2時間ちょい、有田のみかん畑を走っていると山影から太陽が登り始めます。
ひんやりとした風を浴びながら見る日の出は贅沢ですね。早起きして良かった~
山を越えて海側へ移動
日が昇りだすとあっと言う間に明るくなりますね、この時点では太陽光に当たっても暑さは全く感じません。いいね~超朝活!
ココからは一番光が美味しい時間帯。出来るだけ海沿いの道をチョイスしてシャッターを切りまくりゴールの白崎海岸を目指しましょう。
湯浅のあたりで7時頃、ん??少し暑くなってくる
このあたりで午前8時、バイクから下りて写真撮ってると汗がダラダラ。思ってたより暑いねんけど・・
暑さで砂浜に降りる気も起きない(笑)
釣りのワイルドおじさんは上半身裸だった
そして9時前に白崎海岸へゴール。
おいおい死ぬほど暑いやないか、まだ9時やぞ~!風は強いけど既に日差しが痛く感じる。
真っ白い岩の景勝地なんですよ、見た目涼しいけど実際は汗ダラダラですよ。
景色楽しめないほどの暑さに参った~帰ろう!!
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苦肉の策
白崎海岸の滞在時間は10分ほど、朝の9時にして30度を超えております。今から大阪までの帰路2時間に体が持つだろうか??と不安に。
ダメもとでやってみようと思い付いたのが、この日着ていた無印の長袖リネンシャツ。
思い切って手洗い場の水道でサバサバと洗い、ビショビショのまま袖を通してみる。
「やっぱり私 天才かも・・めちゃめっちゃ涼しい、気化熱 万歳!!」
着てるだけで涼しいんだからバイクで走ったら3倍涼しいのだ。例えるなら クーラーを18度設定の強風にして送風口に立ってる感覚だ。走ってる間は逆に少し寒く感じるほど。
なぜ、みんなコレに気付かなかったんだろう?世界中で流行れば良いのに・・と思いましたがデメリットが3つありました。
①余りにずぶ濡れなので、信号待ちで隣の車からジロジロ見られる(アタオカと心配されてる?)
②30分経つとカラカラに乾くので、計4回水道を探しズブズブに濡らした。ちょっとめんどくさい。
③余りによく冷えるのでお腹を下した。
以上どーでも良い情報でした。
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何はともあれ ずぶ濡れシャツのお陰で11時には無事帰宅出来たのです。この時すでに外気温は36度まで上がってました。
走ってる印象としては10時までに帰るのがベストかな~
靴をそろえる余裕ゼロ
すぐに冷水シャワーでクールダウン
撮影フィルムをまとめて
レトちゃんと一緒に昼寝しました。
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おわりに
この暑さはあと少し続きそうですね。
ライダーの皆さん、暑さ対策には気をつけて 無理せず夏のツーリングをお楽しみ下さい~
Konica FS-1 & Rollei35B
Fujicolor C200
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