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エッセー「社会派ジョン・フランケンハイマーの骨太なアクション巨編 " RONIN "」
CG全盛の映画界にあって、ひたすらリアルな表現を追求する巨匠ジョン・フランケンハイマーが、1999年に製作した骨太なアクション巨編、それが ' RONIN ' である。
フランケンハイマーと言えば「フレンチ・コネクション2」でのカーアクションも凄かったが、この作品でも後半の山場としてパリ市内での壮絶なカーチェイスが用意されている。
カーチェイスを演じているのはヨーロッパではごくありきたりのクルマ、BMWの5シリーズでありプジョーの406である。
それがパリ市内を全開で駆け抜ける。
吹け切ったエンジン音が心地よい。まさに市街地レースである。
やはりクルマは運ちゃんしだいだな~とつくづく感じてしまう(笑)。
かつてフランスでの新車発表・試乗の際にパリ市内は何度か走ったことがあるが、ともかく複雑で狭い道路が多く、しかも二重駐車、三重駐車当たり前なので超運転しづらい。
そこをギリギリの車幅感覚で抜けてゆくのだから凄まじいまでのドライビングテクニックである。。
改めてもフランスのスタントチームのレベルの高さを実感した作品だった。
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