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ワンマングルメ 番外編「偏愛的ロブション論 なぜロブションでなければならないのか?」

 "ミシュランガイド東京"の創刊以来、実に13年間連続で"三つ星 "レストランに選ばれ、さらにスプーンとフォークの数で表記されてる快適度においても最高評価を得ている東京フレンチの最高峰ガストロミー "ジョエル・ロブション"。

 「料理は愛」という故ジョエル・ロブション氏の料理哲学は、三つ星レストランであるガストロミー "ジョエル・ロブション"をはじめ、同じく恵比寿ガーデンプレイスの一角にあるシャトーロブション内で、洗練されたモダン・フレンチをコースとアラカルトでカジュアルに提供するミシュラン"二つ星"のレストラン"ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション"、そして故ロブション氏が日本の寿司屋の対面様式にインスパイアされ、シェフやサービススタッフとロングカウンターをはさんで会話をはずませながら気軽に自由に食事を楽しむことができる六本木ヒルズ内のミシュラン"二つ星"のレストラン"ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション"といったすべてのレストランに色濃く息づいている。

一流のレストランとは、提供される料理のみならず、ゲストに対するギャルソンのきめ細やかな気配り、室内装飾の色調と品の良さ、さらにはゲストルーム内の空気感といったすべての要素が完璧に調和してはじめて完結する特別な存在。

 掲題の件、なぜロブションでなければならないのか、それはロブションがそのすべての要素を完璧に融合させた唯一無二、至高のレストランであるからだ。

 が故にこれからもロブションに通う。素晴らしい料理を最高のサービスで、そして最も寛げる空間で味わうために。

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