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ワンマングルメ No.27 「金沢八景小柴港 " 小柴のどんぶり屋 " で江戸前の穴子丼を食す」
横浜市金沢区。「海の公園」にほど近い小柴港に、金、土、日の週末3日間プラス祝日だけ営業する食堂がある。
その名も「小柴のどんぶり屋」。
小柴港は江戸前のシャコ、穴子の水揚げで有名な漁港である。横浜市漁協直営の「小柴のどんぶり屋」では小柴港でその日の朝に水揚げされた新鮮な地魚を素材にした天丼が食べれると聞き、さっそく訪れてみた。
とある金曜日の午後12時。漁港の駐車場にクルマを停め、入り口から奥に進むと、漁具置き場を改造した建物の横にのぼり旗がはためき、「どんぶり屋」の看板が見えた。
小柴と言えばやっぱり " 江戸前の穴子 " ということで、受付の注文受付窓口で穴子丼を注文する。因みに、穴子丼には一本ものの穴子天ぷらが1本のものと2本のものとがある。迷わず2本仕様を注文したのは言うまでもない。
料金を支払うと番号が書かれたプラスチックの番号札が渡されるので、それを持って席に着く。屋根こそあるものの、食堂はワイルドに屋外。セルフで冷たい水とお茶を用意して、暑い日差しを避け風通しの良い席に陣取る。
待つこと暫し、オバサンが番号札の番号を叫びながら穴子天丼を運んできてくれた。
一本物の穴子天ぷらが2本、V字型に配列され、その上に茄子とピーマンの天ぷらが載っている。ワカメたっぷりの味噌汁、これまたワカメをたっぷり使ったワカメとキュリの酢の物もついて1,200円、なかなかリーズナブルである。
さっそく一口。さすがは「小柴の穴子」、ほのかに脂が乗り、ふっくらとして実に美味い。天ぷら自体もサクッと揚がっており、油っこさはない。
タレは少なめにかけられているので、足りないと感じたら、テーブル上に用意されているタレを好みでかければよい。
小柴の穴子のあまりの美味さに、息もつかず、黙々と食べきってしまった。
メニューは他にも切り身の穴子とセイゴ(スズキの幼魚)やかき揚げ、野菜天を盛りつけた3色盛り天丼や4食盛り天丼、もあるので、次回はぜひそれに挑戦してみたいと思う。
漁港で水揚げされた新鮮な地魚天ぷらがリーズナブルな価格で食べれる小柴のどんぶり屋は、知る人ぞ知る穴場的グルメスポットだった。
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