カーコラム「刮目せよ!天下御免のFLATOUT 魔神ジル・パニッツィの神走り」
両の眼(まなこ)をかっと見開き、憤怒の形相でステアリングを回すその姿はまさに魔人。
リスクマージンゼロのフレンチワインディングロードを超高速で駆け抜けるプジョー306Maxi。
車重わずか800kgの軽量ボディに12,000rpm/260PSを搾り出す超ハイチューン2リッターNAエンジンを搭載したF2Kit Car。中でもプジョー306Maxiは群を抜くトップコンテンダー。
パニッツィの容赦ないフラットアウトに、エンジンの咆哮は悲鳴へと変わる。
"ラリー界の不動明王" ことジル・パニッツィの激走はまさに「鬼神の走り」。
瞬き一つしない凄まじいまでの集中力、正確なステアリングワーク(お手本とも言える"送りハンドル"スポーツドライビングの基本中の基本)、そしてクルマの挙動を俊敏に捉える卓越したコントロール能力は幼少の頃よりレーシングカートで鍛えた筋金入り。
ついて来れるかこのキレた走りに。
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