エッセー「ラリー屋絶賛 ST165型セリカGT-FOUR雪原大激走! " 私をスキーに連れてって "」
バブルと言えばホイチョイプロダクションでしょ。
ホイチョイとくれば1987年に公開された原田知世主演の『私をスキーに連れてって』。
『私をスキーに連れてって』は、後に『彼女が水着にきがえたら』(89年)、『波の数だけ抱きしめて』)91年)と続くホイチョイ三部作の記念すべき第1作。
当時、この映画の影響で空前のスキーブームが巻き起こった。
この作品を改めて観直してみると、ネットも携帯も普及していなかった80年代の方が今よりも遥かに幸せで楽しかったとつくづく思う。
夏にサーフィン、冬にスキー、みんなクルマやバイクが大好き。
引き篭もってないで、誰もがアウトドアで心地良い汗を流していたあの頃。
劇中で、原田貴和子(知世ちゃんのお姉さん)と高橋ひとみが乗るST165セリカGT-FOURの雪原走行シーンが超カッチョよかった。
走る前に路面に触って「凍ってるね」というシーンなんかゾクゾクする。
80年代、90年代にはこういうマッチョな走り屋系のお姉さん達が沢山いたけど、今は絶滅危惧種。
わたスキ( " 私をスキーに連れって " の略称)と言えば、忘れてはならないのがユーミンこと松任谷由実が歌う主題歌「恋人はサンタクロース」。
いつ聴いても、何度聴いても、あの時代を思い出し、心が浮き立つ。
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