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ショートエッセー「ホモ・モントローズ」
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「分類学の父」と称される19世紀スウェーデンの博物学者、生物学者、植物学者のカール•フォン•リンネは、人類を二つのタイプに分類した。
一つは馴染み深いホモ•サピエンス(知恵の人)、そしてもう一つはホモ•モントローズ(獣人)である。
現在ではホモ•モントローズをオラウータンやゴリラといった類人猿であるとする解釈並びに学説が主流だが、リンネが生きた19世紀にはアフリカのゴリラ、インドネシアのオラウータン共に発見されていないため、その解釈には無理がある。
19世紀社会においては、リンネが分類したホモ•モントローズは狼男や猫人間、蛇やトカゲといった爬虫類人間といった、猿以外の動物から進化した人類を指し示す。
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