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これを着用してれば死ぬ気がしない。夢のボディアーマー ” Dragon Skin Body Armor "

 思わず「矢でも鉄砲でも持ってこい」と叫ぶたくなるほど凄いボディアーマー、それがドラゴン・スキンである。

 古代中国の都、「この矛はどんな盾でも貫く」と矛を売り、「この盾はどんな矛をも通さない」と盾を売っていた商人に、客が投げかけな素朴な疑問「それでは、その矛でその盾を突くとどうなる?」。これ " 矛盾 "の語源である。

 銃の威力が増せば増すほど、それに対抗するための強力なボデイアーマーが必要となる。

 しかし、ボディアーマーが頑丈になればなるほど、装着する人間の自由度は低くなり、俊敏な動きがスポイルされる。これは実戦では致命的なデメリット。

 軽くて、強力なボデイアーマーはできないものか?

 そんな悩みを解決すべく開発されたのがこのボディアーマー「ドラゴン・スキン」である。

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 ドラゴン・スキン、文字通り火矢をも蹴散らす無敵の「龍の肌」。

 このボディアーマーは、弾丸の直進性を逆手にとった画期的な発想の転換から生まれた。

  チタニウムとセラミックのハイブリッド素材で作られた特殊ディスクを鱗状に配置したこのボデイアーマーは、亜音速の9mmパラベラム弾はおろか、鉄板をも貫通する超音速の5.56mm弾、そして圧倒的な破壊力と貫通力を持った7.62mm弾(しかもアーマーピアシング=装甲弾丸)をも寄せ付けない。

 弾丸は鱗状にレイアウトされた硬質な特殊ディスクに当たった瞬間に全エネルギーを解放し、自ら砕け散るのである。

 そのため、貫通はおろか、着弾の衝撃までも大幅に緩和してしまう。

 言うなれば「剛よく柔を制す」というか、合気道の極意。

 相手(弾丸)の力が強ければ強いほどドラゴン・スキンはその威力を発揮する。



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鳴海邦彦 / KUNIHIKO NARUMI OFFICIAL
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