ショートエッセー「"Lamborghini Miura" Tribute」
ランボルギーニ社は、北イタリアでトラクターなどの農業用機械を製造していたメーカーだったが、1963年頃から、時代の最先端を行くスーパーカーの製造に本格参入した。
1966年3月のジュネーブショーでアンヴェイルされたランボルギーニ・ミウラはその記念すべき第一号であり、同社のアイコンとも言える存在である。
945kgまで軽量化されたマルケージ社製のセミ・モノコックベースフレームに、350馬力の最高出力を搾り出す自社開発の3928cc DOHC V12気筒エンジンを横置きミドシップで搭載し、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニがデザインを手掛けた流麗且つセクシーなボディを纏ったランボルギーニ・ミウラこそTHE SUPER CARを呼ぶにふさわしい名車である。
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