afro jinji

東京在住天然アフロのおっさんサラリーマンです。人事にまつわるあれやこれやをたまーに綴ります。

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最近の記事

人事として大切にしている基本

こんにちは、リクルートワークス研究所の佐藤です。 今回は、LINEの青田努さんにお声がけいただき、HRアドベントカレンダー2020に参加させていただくことになりました。青田さん、ありがとうございます! 簡単に自己紹介をしておくと、新卒で入社したコンサルティング会社を約5年で卒業したのち、事業会社人事としてこれまで約17年間、計4社で人事を担当しておりました。 いくつかの偶然や奇跡が重なり、この4月から事業会社人事を離れHR向けメディアであるWorks誌の編集長として新たな

    • 人生って何周するんだろう?

      時が経つのは早いもので人事の仕事するようになって15年が経過しました。 若い頃は共感性を武器にテンション高く突っ走りました。業界も会社も成長期でとにかく前向きでした。そんな中で成功も失敗も経験し、時に嬉し涙や悔し涙もありました。勢い余って怪我することもありました。 人事をやり始めて10年くらい経った頃でしょうか。経験と年齢を重ねて、立場的にも痺れる仕事が増えました。出来るだけ感情を排除してスイッチを切る術を身に付けました。 「なぜか?」 それができないと自分が潰れるんです。

      • 「先生」に求められる役割

        「人間が行う仕事の約半分が機械に奪われる」 数年前、そんな衝撃的な予測が、英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授によって発表されて話題になりました。 それ以来、消える職業・なくなる仕事というテーマでこれからのキャリアについて語られることが多くなったように思います。当時は無駄に危機感をあおるような風潮もあり、人のキャリアに関わる身としては多少の違和感を感じることもありましたが、今後の流れとして欠かせない論点であることは間違いなく

        • 経営者を悩ます孤高の存在

          前回、キャリアのステップアップについて、年収レンジを用いてわかりやすく考察しました。 今回は少し視点を変えて、社内に目を向けた考察からステップアップのワナについてご紹介します。“社内でスムーズにステップアップしていく人”と“見えない壁にぶち当たってくすぶってしまう人”の違いです。 新卒から20代のうちは、基本的に能力とモチベーションの掛け算だけでめきめきと成長していきます。もちろん能力については、いかんともし難い差が生じるケースもありますが、偏差値的な能力とビジネスパフ

          年収が上がる転職に潜む意外なワナ

          具体的な目標もなく”なんとなく転職すればいいことがあるんじゃないか?”と思っている人に対して一番刺さるのが、「市場価値」というマジックワードを絡めた『年収上がるよ』攻撃です。 しかし残念ながら、そんなうまい話はありません。 ちなみに、私がここでいう「年収」とは「年収レンジ」と捉えていただくとしっくりくるはず。 たしかに、年収550万の若手に対して、同じ職種で年収630万でぜひ!というレベルの話はそこかしこに転がっています。 身を置く業界や在籍企業のフェーズ、人事制度の

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