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あれから10年
あの年の夏も、暑かった。
翌年の地上アナログ波終了を目前に、麻生内閣肝いりの「家電エコポイント事業」にのっとり、トリニトロン管のソニーの25インチテレビから40インチのフルHDの液晶テレビに買い替えた2010年の夏。
あれから10年
40インチの液晶テレビは、今も我が家のリビングに鎮座しており、まだまだ買い替えは必要なさそうである。
当時我が家は、新しい家族を迎え入れる準備真っただ中だった。
結婚して8年ほど経っており、もはやそろそろ二人きりの人生を考えた頃だったため、春に妊娠がわかったものの、にわか信じがたい気分ではあったが、段々と膨らむおなかに、いよいよか!と実感し始めたのが夏ごろだったと思う。
当時、自転車でのヒルクライム(ただひたすら山道を自転車で登る)がマイブームで、8月の終わりといえば、『マウンテンサイクリングin乗鞍』だった。今思えば、2010年の夏以降、乗鞍の地を走ってはいない。
さらには、昨年までに、自宅保管していたロードバイク自体をすべて売却してしまったため、もしかしたら、もう二度と登ることがないかもしれない。
テレビがブラウン管から薄型の液晶テレビに変わったこの年が、私のプライベートにおける大きなターニングポイントだった。
それは、結婚した時以上のものだったように思う。次のターニングポイントは、長女と3歳違いの次女が中学に上がる頃(2026年)だろうか?
次女も今年の春から小学生になり、徐々に、親元から子供が離れていきつつあるが、中学生になると完全に部活や友達との時間がメインとなり、両親と遊ぶことも無くなることだろうからして・・・
そのころのテレビは、今よりもさらに進化しているのだろうか?
でも、ちょっと早いけど、自転車にはそろそろ戻ろうかな?と思い始めた今日この頃ではあるが。