漆を塗る感覚

英語力は一朝一夕にはつかない。1日であっという間に飛躍的な進歩がみれる分野もあるだろう。が、語学習得は長期戦。

昨日受けたオンラインセミナーで、あらためて教えてもらった言葉がこれ、
「外国語学習は漆塗りのようなもの。」

漆は一回塗っただけでは、何処を塗ったのかどうなのかはっきりとは分からない。しかし、何回も何回も塗り重ねることで、深みのある艶やかな輝きと堅牢さを見せ始める。

「何回も何回も塗り重ねる」と簡単にいうけど、時間も日数も、根気も必要。それに耐えられるかどうかにかかっている。

「耐える」という言葉は、今の風に時代には合わないな。どれだけ、その繰り返しを楽しめるかだ。

小さな、わずかな変化にワクワクを見つけられるか。それが継続の原動力になる。

毎日、過去問に取り組んでいる。長文読解など最初は皆目検討もつかない世界だった。でも、小さな変化だけど、爪が引っかかるように解読できるようになってきたよ。(まあ、例文の種類によっては全然、歯が立たないけど。)

漆が塗り重ねられる変化を楽しもう。


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