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ジェネリック医薬品に変えたにもかかわらず負担が増えるケースとは

高額な医療費を負担している方は多数該当をはご存じでしょう。

【療養を受けた月以前の1年間(12ヵ月)に、同一世帯(被保険者とその被扶養者)で3ヵ月以上高額療養費の支給を受けた場合は、4ヵ月目からは「多数該当」となり、自己負担限度額が軽減されます】

これは高額療養費に該当する自己負担限度額以上を支払うケースで適応されます。4か月目から軽減されます。

ジェネリックは患者の負担軽減につながりありがたい存在です。

しかし、高い薬価のジェネリックでは高額療養費が該当する自己負担限度額にはならず、かつ多数該当の負担額より負担が増えるケースがあります。

例えば、自己負担限度額が8万円で多数該当の負担額が4万円だった場合、自己負担額が6万円になるケースです。

最初の3回は負担額が2万円軽減されますが、4回目以降は逆に2万円増加します。

詳しくは高額療養費で検索しご自身で確認してください。

私が服用している抗がん剤も高額であるためまさにこの落とし穴に当てはまるケースがあり常に意識しています。

自己負担限度額は所得区分で決まるため医療者では判りません。

また薬剤費だけではなく診察、処置、検査等の費用も含まれるため少し複雑です。

薬局もジェネリックは1種類しか置いていないケースがほとんどです。

特に最近はジェネリック医薬品の流通問題があり薬局側もジェネリック医薬品のメーカーを変更せざるを得ないケースも発生しています。

高額療養費を利用されている方は切り替えるケースでは調剤する前に相談して負担額を教えてもらうといいと思います。

最近は高額なジェネリック医薬品やバイオシミラーが増え、上記に該当するケースが増えてきています。

製薬会社からは研修等の依頼を受けるケースが散見してきました。

患者の皆さんで長期にわたり高額療養費を使っている方はジェネリックやバイオシミラーに変更される際はその薬価に関心を持つようにしてください。

がんサポ喫茶止まり木では常駐の薬剤師が相談もお受けしています。

しあわせです❤感謝

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