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仰げば尊し
穏やかで暖かい日が続き、あちらこちらで桜の花が咲き始めてきましたね🌸 3月も、もう間もなく終わりを告げようとしている今日この頃ですが、社会に目を向けると、定年を迎えた方や、新たなチャレンジで環境を変えるために退職される方たちが、今の職場を旅立ち、新しい環境にチャレンジしようとしています。この時期は、人の別れがどうしても付きまとい、もの悲しい季節でもありますよね。
今回は、私が大変お世話になった方たちを紹介させていただき、なぜ、まちづくりに関わることになったかもお話させていただければと思います。大
みなさま、ハンカチのご用意をお願いします( ノД`)シクシク ww
まちづくりって何?
人と接することは煩わしく思うタイプの私だったのですが、特に人のために何かをするっていうのが、とても苦手なタイプでした。そんな物ぐさな性格なのに、何を間違ったのか、人事異動でまちづくりに関わることとなってしまいました!💦
そのときは、「誰かの陰謀だ~」とか、「これは左遷だ~」とか勝手におも思い込み、今まで自分がやってきたことを評価されてないんじゃないのかと考え、転職しようかまで考える次第でした。
それまでは、全くまちづくりとは縁遠い部署で仕事をしてきたわけですから、もちろん右も左もわからない仕事ですし、そりゃ~、そう思っても仕方ないですよね~! みなさんもそう思いませんか?(笑)
その時、出会ったのが、今回の主人公(?)の直属の上司でした。その方は、まちづくりのために生きてきたという感じの人で、人が嫌がることも率先して精力的に動き回り、人から相談を受けたことも全力でカタチにつなげようとするバイタリティーの溢れた方でした。
こちらにしたら、最初、「なんでそこまで頑張れるの?」と少し冷ややかな目で見ていたんですが、その方は自分が正しいと思ったことは最後までやり通し、しかし部下には無理強いをせず、「自分たちがしんどくならないようにしてや~」といつも優しい言葉をかけていただき、私のような出来の悪い部下にも気遣ってくれました。
その方は一つだけ欠点があり、いろんな人たちと、よくお酒を飲みに行く企画をして、その飲み会ではいち早く酔っ払い、周りの人に迷惑をかけていました🍺(笑)
酔いつぶれた上司を介抱するのが、最初は私の役目にでしたが、次第にお互いが意気投合し、二人とも酔いつぶれる機会が増え、部下からは白い目で見ていたのを、いまだに覚えています💦(笑)
まちづくりに目覚めた一言
その方は、すべての表現をチェックされる方で、言い回しやストーリー性などきめ細かくチェックされ、その表現の修正があった場合など、なぜダメなのかをわかるように説明していただき、相手が理解できるところまで説明していただきました。
そんなある日、近未来の方針を決める計画を立てるため、私と私の部下が担当になりました。
その頃は、私自身もそこまでまちづくりに目覚めていたわけでもなく、作業の一環として機械的にこなしてきたわけですが、上司にその計画の素案を見ていただいたときに、「まちづくりをする者が夢を持たなければ、誰が夢を見れるんだ!」と、配属されて初めて厳しいお言葉をいただきました。
その時は、経営状況も芳(かんば)しくなく、夢を見たくても見れない現状があったとは言え、そういう状況だからこそ、まちづくりに夢を与えるべきだということを教えていただき、そして、そのことに気づきました。
普段は優しく、時には厳しく、時には子どもじみたイタズラっ子の面も見せ、時には笑いを誘うエンターテイナーとして、バラエティーに富んだ方でしたので、周りの人からも慕われ、愛され、そして信頼された方でした。
先だってその方の部下として一緒に仕事をした人たちが、私も含め約20名ほど集まり、一風変わった餞別を渡しましたが、その場でも笑いを誘おうとイタズラしたりしていましたが、最後には少し涙ぐみ、お別れの言葉を聞かせていただきました。
もう一つの別れ
もう一つのお別れが先週ありました。
この方はバリュー・リノベーションズ・さの(VRS)の役員をしていただいている方ですが、2年前に本社から人事異動でこちらに来られ、最初は気難しい人なのかなと思っていましたが、会ってお話をしてみると、気さくな感じで、気軽に私たちの相談に乗っていただいただけでなく、前向きに検討していただき、即決していただける行動力のある方でした。昨年の緊急事態宣言で、自分のところのお仕事が大変だったにもかかわらず、テレワークで従業員が少なくなった状態でも、重役にも関わらず、手薄な部署に手伝いをするなど、本当にフットワークも軽い方でした。
その方の職場の応接室にお邪魔しますと、この方が掲げた運営ビジョンが掲げられていました。
その1 組織の都合を排し顧客本位に徹せよ。
その2 勇気を持って意見具申せよ。
その3 事ぬんオ仕事でないと言う勿(な)かれ
その4 悪い本当の事実を報告せよ。
その5 決定が下ったら従い自分の役割を全うせよ。
この言葉と説明を読ませていただいたときに、「確かにそうだ!」を感じました。 こういう方が、泉佐野から去っていくのは、本当に寂しい限りです。
リーダーとして求められる資質
今回ご紹介させていただきました方々は、自分たちの職場だけでなく、地域もよくしようと志(こころざし)を持たれただけでなく、自分本位ではなく、周りの人に気配りができる方だからこそ、人に慕われ、そして信頼されてきたんだなと感じました。
こう言っている私自身、まだまだその領分まで至っていないですし、そしてまだまだ周りの人たちにも気遣いができなていないと、つくづく感じ、こんな立派なリーダーをお手本とさせていただき、少しでも近づけたらと考えています。
そして、まちに夢を持つ人が集い、そして穏やかで、心豊かな人たちが笑顔でまちでチャレンジする、そんなまちづくりをめざしていきたいと思います。
どこまで、この方々に追いつけるかわかりませんが、もしかすると、この方々の足元にも及ばないかもしれませんが、これからこの街をけん引していく役割を担っていることを重々心に刻み込んで、次のステップに進んでいきたいと考えていますので、これからも、より一層、皆様からの叱咤激励(しったげきれい)していただき、よりよいまちづくりにつなげていきたいと考えていますので、よろしくお願いします<(_ _)>
P.S.こんな拙(つたな)い文章を書いていると、また上司だった方から注意されるかもしれませんけどww
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