99%の努力
改めまして
新年明けましておめでとうございます
昨年は週末noteをはじめVRSの活動にご理解ご協力賜り誠にありがとうございました
今年も更なる飛躍の年になるよう邁進してまいりますのでよろしくお願い申し上げます
さて、この週末noteも3回目の正月を迎えることができました。皆様のおかげもございまして、昨年末の週末noteの投稿で、66週連続投稿が達成することができました。
昨年はその前の年に比べて閲覧数が少なくなっていますが、それでも多くの方々にご覧いただいています。
引き続き応援よろしくお願いします<(_ _)>
さて実質、今回の週末noteが今年最初のnoteになりますので、張り切って書かせていただきます!w
今回の年末年始の連休は、今までの疲れがなかなかとれずに年末に体調を崩していたこともあり、ゆっくりさせていただきました。この期間を使って、積読になっていた本を読みあさり、少しは利口になりました(?)ので、この成果を披露したいと思いますwww
タイトルにさせていただきました「99%の努力」ですが、聞き覚えのある方、手を挙げて〜✋
そうです
あの発明王と呼ばれているエジソンの言葉です。
正確には「天才は、1%のひらめきと99%の努力である。」ですが、この格言の意味を私も含め誤解されている方が多いそうですので、「努力」をテーマに書かせていただきます。
■エジソンが言いたかったこと
「天才は、1%のひらめきと99%の努力である。」は、エジソンが会見などで発言した名言ですが、多くの方がどんな天才でも努力をしなければ成功しないという意味だと信じ切っています。
当のエジソン自身も努力の必要性は認めており、天才だからひらめくのではなく、まず努力をすることから生まれるのだという内容のことを言っていたそうです。
しかし、同じくエジソンは努力だけが全てではないという意味で、「天才は、1%のひらめきと99%の努力である。」を言ったそうです。
この「99%の努力」だけが先走り、努力を促す格言の代表格になっていますが、実は違うのです。
この格言の本当の意味は、いくら努力をしても、ひらめきがなければ努力が無駄になるという意味だそうです。
だから「100%の努力」とは言わなかったんですね!
■努力することは無駄か?
では、努力することは無駄なのかというと、そうではないです。目標もひらめきもなくする努力は無駄になりますが、努力は自分自身の成長を促します。
例えば、小学生の時に走り方を教えてもらったと思いますが、誰にも教えてもらわずに努力しただけで早く走れるかというとそうではないのは、皆さんもご存知のことだと思います。
走るコツを先生などに教えてもらい、それを実践して成果が出てくるわけです。
これ以外でも身の回りで同じような例はたくさんあるはずです。
つまり、努力は自分の成長に繋げてくれます。
努力すれば必ず成功するとは言えませんが、努力によって自分自身の成長に繋げてくれます。ただ闇雲に努力しても限定的な成果しか出ず、努力の仕方を変える必要があります。
プロ野球のホームランの世界記録を持つ王貞治氏(現福岡ソフトバンクホークス会長)の名言で次のものがあります。
この言葉のように、闇雲に努力しても報われないことが多々あります。何のために努力するのか、目標を達成するのにどのように努力するのかといった、目的を持って努力することが大切なのであって、何も考えずにする努力は努力ではないのです。
■既成概念・モラル・常識から外れろ!
この週末noteを書き始めた2020年の頃、VRS(=バリュー・リノベーションズ・さの)の事務所横の物件(現SHARE BASE つむぎや)をリノベーションを始めました。
この物件は、駅から徒歩1分もかからないのに20年以上使われていなかった空き店舗で、駅から真正面に見えるのに、2年前(その当時)にこの界隈を襲った猛烈な台風の影響で屋根瓦は飛ばされ、通し柱はシロアリでやられて、あと少しで倒壊するといった状況でした。
それほどひどい状況にも関わらず、リノベーション工事を着工しました。
その工事着工前に、以前VRSに関わっていた人物が「あの物件を使う価値はない」と言い放ちました。
当時のVRSが活動拠点を置いていた事務所の界隈は、駅舎を挟んで反対側と比べると空き家空き店舗が非常に多く、人通りもまばらでした。
この当時、VRSの運営は全面的に行政の支援を受けていて、基本的に費用面で困ることはない一方で、対外的に話ができる実績が何一つなかったわけです。
無料で開催する講演会の参加者数がいくら人が集まっても、またお馴染みの顔ぶれが集まっても、まちが動かなければ、結局のところ、会社から仕事で行かされたセミナーを受けて「いい話が聞けた」というだけで実践しない人と何ら変わらないのです。お金の無駄遣いです。
既成概念やモラル、常識といったことは、あたかも正しいことと思ったりしますが、よく考えてみるとなぜそうなのかという考えがなく、全てとは言いませんが、多くは昔からの言い伝えや、一度経験した人の思い込んだ発言であったりと、そのことを信じている時点で思考停止しているわけです。
エジソンの言う「1%のひらめき」は、エジソンの幼少期に学校で「なぜ」を連発したように、その「なぜ」を追求することで、既成概念やモラル、常識というタガを一旦は外して物事を考えることで浮かんでくるアイデアのことなのです。
そのアイデアを検証・実証する行為こそ努力であり、誰かが歩んだ道の後を歩くことを努力とも天才とも言わないのです。
まちづくり自体で自分たちで実践できることは限られているため、他の人とも共創しながらそれぞれの強みをストーリー化して、まちの魅力を上げていく、それこそアフターコロナを見据えたまちづくりなのです。
コロナ期にコロナをできない言い訳にしていた人たちは、1%のひらめきもなく、99%の努力を無駄にしてきた人です。
話を戻しますが、SHARE BASE つむぎやのリノベーション工事には、行政からの支援以外にも1/3の費用は民間のクラウドファンディングを使って資金調達もしています。その支援していただいた方々には今も感謝していますし、その支援していただいた方々に恩を返すためには、SHARE BASE つむぎやの運営を何年も続けなければならないとも思っています。
手前味噌のお話になりますが、SHARE BASE つむぎやがオープンし一定の成果があったこともあり、今ではこのように賑やかになっています。
■お知らせ
新年早々から安定のお知らせコーナーですw
●つむぎやオープンマルシェ
日時:1月29日(日)・2月12日(日)・2月26日(日)・3月12日(日)
・3月25日(土)・3月26日(日) いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントを開催します。ぜひお越しください。(出店者は各回とも異なりますので、決定しましたらHPやSNS等でお知らせします)
●地域住民と共創するアーティストインレジデンス
日時:2023年1月28日(土)・1月29日(日) いずれも10時〜、13時〜、15時〜
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)2階
内容:商店街を含むさの町場界隈で、各地で活躍しているアーティストを招き、その街に因んだ絵画をコンセプトから描写までみんなで創りあげていくイベント。ウォールアートの実践の前に瓶や植木鉢を使って描くことに慣れてもらうワークショップです。
努力は自分の成長を促すもの、成功は自分の努力が報われた結果なのです。
ですので、努力は自分のためにするものであって、他の人に評価してもらうためにする努力は努力ではありません。
また結果だけが全てではありませんが、正しい努力の先にあるものが結果なのだということを心に刻んでいただきたいです。
いま結果が出なくても焦る必要はありません。料理で自分の口に合うにはどんな具材や調味料が必要なのかを考えるのと同じように、今の自分に足りないものは何かを考えて、それを取り入れることが大切なのです。
今年も努力して毎週アップしますので、引き続き週末noteをよろしくお願いします!<(_ _)>