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コーヒーを産地で選んで失敗した話

コーヒーは焙煎度で選ぶといいよ、というクニヒコラム(クニヒコ+コーヒー+コラム)を無事インスタグラムに投稿。

元ネタは大体noteにあるものをちょいと加筆修正するなどしているので、あと100個ぐらいは投稿可能だ。

今のところ月1ぐらいのゆったりペースなのであと100ヶ月ぐらいは大丈夫。

出し惜しみも甚だしい(笑)

せっかくなので、noteではクニヒコラムに関わるエピソードも紹介してみようと思う。


かれこれ12年ぐらいコーヒーの仕事をしているものだから、知っているコーヒーというものがいくつかある。

グアテマラ・エルインヘルトとか、コスタリカ・カンデリージャとか、パナマ・エスメラルダとか。

実際に訪問したわけではないけど、当時の職場で毎年のように取り扱っていたり、業界の中でも有名だったり、休日に行ったコーヒー屋さんのメニューにあったりするものだから、自然と覚えてしまう。


コーヒーだから難しそうに聞こえるだけで、いつも行くスーパーで買う野菜とかフルーツに「田中農園」とか、「酒井農園」といったシールが貼ってあって、それを覚えてしまうのと一緒。

さらにその頻度が高ければ、

「田中さんのだと〇〇な味だよね」
「酒井さんのだと□□な味だよね」

といった具合に、大体の味の傾向まで覚えちゃったりする。


コラムにも書いたように、コーヒーは焙煎度(浅煎りとか深煎りとか)によって結構味わいが異なってくる。

もちろん、特徴的な風味をもつコーヒーであれば、どの焙煎度でもなんとなくその特徴は残っているのだけど、でも、やっぱり異なる。


コーヒーの仕事に就いて5、6年ぐらい経った頃、休日にたまたま入ったコーヒー屋さんに、僕が好きだったコーヒーが置いてあった。

ちなみに好きだったと書いているのは、お店での取り扱いがなくなってしまっていたから。

思い入れのあるコーヒーだったから、メニューをしっかり読まずに「これください!」となるのは仕方ない。


その結果はお察しのとおり、「思ってたのと違った」である。


よくよく確認してみると、僕が好きだったのは中煎りで、そのお店のは中深煎り(中煎りと深煎りの中間)。

おいしかったけど、僕が思い描いていた味わいとは違った。


当時はまだ、コーヒーについての知識が浅煎りだったために起こってしまった事故。(焙煎についての知識がほとんどゼロ)

いま思い返してみると、名前に飛びついちゃった感100%で恥ずかしい。

まぁ、だからこそ、その経験が今役に立っているのだけど(笑)


コーヒーを選ぶときはやっぱり、まずはじめに焙煎度をチェックするのがおすすめしておきまーす!(若き日の自分からのアドバイス)


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