【E-learningの会社なのに、動画データが滅失した件】
動画データが滅失しました。他社の配信プラットフォーム内は無傷でしたが、新しい水面下プロジェクトの上では大きなダメージです。
データ滅失が判明したのが昨夜(今朝未明)でしたが、一通りウェビナー登壇など終えて、本題に向かい合っています。
落ち込んだ、というよりもスッキリした気持ちなのでそのあたりを書いていきます。
どうして落ち込まなかったのか
最初は落ち込みました。というか、登壇資料として登場させたかったデモ動画があって、探し始めたのが滅失に気づいたきっかけでした。原因としては過去のデータ移行の際にうまく中身まで引き継げていないことにありそうで、クラウドをうまく扱えていなかったという反省です。
本当は、この社内データを利活用して、「1粒で〇度おいしい」を実現したかったんですね。俗にいう、ワンリソースマルチユースという考えです。
けれど、マルチユースにしては自分自身が楽しくない気持ちもあって、(簡単に言うと、動画のクオリティに満足していない。商品として提供している提供価値はあるけれども、自分が経験値を積んだあと見下ろしてみると今はもっと良いもの作れるねという自信から来ています。)2の手3の手が出てこないというところでした。
今日登壇した際、過去の自分の作品を自ら陳腐化させるということをウェビナー中に行いました。
それで、俄然すっきりしました。
気づきとしては、過去の売れ筋商品のメンテナンスは重要だけど、それ以上に時の流れに身を任せて、そのうえで作品を出し続けていく。こちらの方に価値が高そうという感触を得ました。
技術イノベーションって、時の流れで、1つひとつに対してきっちりと動画として知識を残していく。このことに価値は高いと判断しています。
どうしてかと言えば、それが歴史になるから。
そう思うと、1つひとつのコンテンツには鮮度があって、他方、優れた内容のコンテンツは遠い未来には、1つひとつの軌跡をたどる際の有益な古代資産として活躍することができる。
そんな未来を夢見ると、自分の内側からチカラが湧いてくることを実感します。
今思う、動画制作2.0
私の中で、動画制作2.0と名付けました。自分が公開したことのフィードバックと、世の中で売れているコンテンツがどのようなことをしているのか。
そして、消費者のユーザー体験が以前よりもずっと上がり、動画コンテンツに対する要求水準は確実に高くなっています。
そのような中でも、未来の勝ち残る絵図が私の中には見えていて、だからこそ、焦りに飲み込まれることなく目先やるべきことをできるというのは、お宝かもしれません。
少し、不思議な感覚です。でも、確信があります。
(確信を現実化したいです。)
とはいえどのようなものなのか詳述できるほど言語化されたものを持ち合わせていないので、しばらくは感触ベースでコンテンツに反映させて、結果の回収という道程になると思います。
この新しいフェーズが既存の取り組みに重なるということは元気が出ます。
日々の経験が感謝に変わること
これまでの活動がご縁で、ウェビナーに登壇することができました。これは、過去の自分の頑張りに依存しています。
登壇をしたり、その他コンテンツ作成の中で紡いだご縁で合ったりで、新しい境地に至ることができました。動画制作2.0ですね。
Educationlounge (エデュケーションラウンジ)という弊社サービスがありますが、それを見据えての営みという点でも、この動画制作2.0のフェーズが楽しみです。
そして、決して少なくない参加者がいてくださったこと、そこに至るまでにご準備してくださった企業様にも感謝です。おかげさまで経験値を増やすことができました。
これから先の未来
娘や息子に、毎日頑張りポイントを見つけて褒める。ありがとうの声をかけるということをひそかな日課としています。それは、どこかのタイミングで自分が死んだときに、その頑張りが自分を楽にしてくれると感じたからです。
とはいえ、幸いにも健康優良体なので、寿命もだいぶ先かもしれません。
何かのタイミングがあっても、この日課を毎日頑張っていれば、それはそれで良いのではないかという風に考えているので日課にいたしました。もちろん、妻にもパートナーにもですね。(言うは易し、行うは難し)
こうして、感謝に包まれた気持ちで起こす動画制作2.0。
課題はたくさんだし、動き出してから見つかる課題もきっとたくさんあるだろうし、それでも笑って挑んでいきたいなと思っています。
最後までお付き合いありがとうございました。
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