子どもにとっての学校
祝日で休み。
大学は授業日だが、休みにした。
『カラフル』という「大人も泣ける青春小説」(帯より)が昨晩遅く届いた。
朝注文して夜届く、配達の人はたいへんだが、便利なものだ。
娘は先日、何冊か読みたい本があると言ってきた。
なんというタイトルだったか忘れたが、一冊目はすぐに読んでしまい、次の本が届くまで時間があったので、もう一度読んだという。
「すごっい、よかった」という。
「でも何で生徒会が舞台なんだろ? じっさいの生徒会なんか何もしてないのに」という疑問も口にした。
生徒会や学校が舞台の小説が多いというのは、子供たちにとってやはり学校がとても重要なところなのだからだろう。
「そもそもなぜ学校に行かなくてはならないか」という疑問を動機にした文章を先日読んだけど、今の日本だと学校がデフォルトになっている。
逆に言うと、学校がきついと、こころがきつくなってしまう。
学校がデフォルトでない、例えばインドネシアの狩猟採集民の世界に行ったとしても、環境が違いすぎて、それもきついことだろう。
昔の学生さんに、小学校高学年のときに不登校になったことがあるという女性がいた。
沖縄のどこかの島におばあちゃんがいたので、そこに行って、半年過ごしたそうだった。
それで楽になってまた町にもどり、学校に通い始めたという話だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?