お葬式ではYouTube流してね!

引きこもり主婦のくんちゃん

というキーワードで出てくるのが私のYouTubeチャンネルだ!

良くも悪くも私らしい、育児中の貴重な私だけの時間の塊である「くんちゃんチャンネル」。目標は1000人登録者を集めてライブ配信をすること。

モットーは

The world is not so bad (世の中そんなに悪くない)

でやっている…。

そのモットーが出来上がったのはYouTubeを始めて1ヶ月くらい。

人が何を求めているのかを追求しないと、登録者は集まらないらしい…

それでも(この自己主張が強い性格をどうにか発散させるために)、2ヶ月経っても未だに「自分が言いたいこと」ばかりをほぼ毎日発信している。

そんな私は、高校生から決めてきた事がある。

ある程度大人になったら、何年かに一度は生前葬という名のパーティーをする事だ!

とはいえ、既に私は「ある程度の大人」かもしれない。32歳だ。

じゃあ今年こそ生前葬か?と心では思いながらも、子供も小さいからなんかおかしな感じ。でも、今の時代何がキッカケで「うっかり死んでしまう」か分からない。

乗っていた飛行機の事故、普通に歩いていた道に突っ込む車、外国人嫌悪、ネオナチ、大地震、テロ…

そんな考えただけで「引きこもり」になってしまいそうなテーマが、たくさん溢れるような恐ろしくも美しきこの世の中に生きているんだから。

七五三、入学式、卒業式、成人式、結婚式…

上手くいけばすべての上記の記念日は「私が中心のパーティー」だ。

でも、結婚式以降、誰が私の為に集まるだろうか?

葬式だ!

私の父は享年56歳だった。

父は病気が分かってからTwitterをやっていた。家族には教えずに、色々となんの抗がん剤を試したかなどを記録していた様だ。

父の死後もTwitterでの呟きはチェック出来た。(もうこの何年もチェックしていないけど、残ってるかもしれないし、ログインが確認出来ないから消えてるかもわからないけど)

56ー32=24。

あと人生が24年かもしれないことがある。だとしたら生前葬はそろそろ始めた方がいい。5年に1度くらい「くんちゃんフェス」をして…ギリギリ5回出来るかどうかの計算になる。

でも、もしかして24年よりも「死」が前倒しだとしたら…?

今日も明日も生前葬じゃなきゃ、マズいような…?


これを見てもらわなきゃ、あれを解決しなきゃ、登録者をもっともっと…

というより

『Twitterが遺言なら、YouTubeは生前葬じゃないか?』との思いが謎に私の中に芽生えた!

その途端、自己主張が愛おしいような気になった。

『急に死んじゃうこともなくも無いから、急に死んじゃったら、お葬式にはiPadとプロジェクターとBluetoothのステレオ、白い壁でも用意して、YouTube開けてくんちゃんチャンネルを見てよ!

「あー次はあのくんちゃんのベルリンの乞食に鼻血をとめてもらった話が見たいなー!」とか言いながらさ!』

と夫に言い、これからもそんなスタンスで動画をアップして行こうと思った!



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