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予告まで見たら初見から、宏樹を見る目が完全に変わってしまいました。分かっていた事だけど。(わたしの宝物)


戦慄のモラハラ夫

前情報から分かっていたこの設定。
おおよその圭くんの役のパブリックイメージより、こういう役が見たいのよ‼︎ と、もうシルエット発表時点から(確定してないのに)楽しみにしていた(笑)


畳み掛けてくる酷い言葉と仕打ちの数々

一般の(敢えてタナカー以外をそう呼ばせていただく)視聴者をものの5分で敵に回し、タナカー的には褒め言葉と捉えさせていただきウハウハだったけど、前半は美羽に感情移入してしまっていたのは確か。

心の機微に震えた

でもそれで終わらないのが田中圭。

発する言葉よりも、表情、目の動き、繊細な描写で、ただのモラハラ夫でないことは確信に。
説得力のオンパレードな緻密なお芝居の一片一片に震えた。。

フリマのチラシを見つけて、美羽からの『明日ゴルフだよね?』の声掛けからの目の動き、取り繕い方。

フリマで笑顔の美羽を見つけた時
目を見張り、目を奪われ、耐えられなくなり立ち去るまでの瞳の動きと表情筋。

様子を伺うような不安な表情、
フリマ回想シーンから美羽の笑顔と生気のない表情の対比に考えを巡らせ、
黒目を落ち着きなくぐるぐると動かす。
思い立ったように強くなる目の力。

圭くんが生きる役には毎回心奪われていたけれど、
今回生きている宏樹には、お芝居から、
圭くんの言う、『機微』を感じてゾクゾクしたし、何か分からないニュアンスでの不穏さにワクワクもしてる!

これからこんなお芝居が何話も見れるなんて、本当に毎週毎週楽しみでならない。

宏樹の内心(説得力のあるお芝居からの完全宏樹モンペと化したわたしの勝手な見方と解釈)

上司に叱責され、道端で過呼吸のような様子だった宏樹。
抱えているものの一部が少しだけ明らかになった、  ラスト→予告までの流れでわたしは完全に宏樹に肩入れしてしまっている。

外での自分には全く自信がない宏樹。

・会社で完璧を装うために、家でもずっと仕事をしてるし、だから仕事でミスをするなんて許せない。(逆に言えば会社でミスが許されない状況)
・冒頭の美羽の出世という言葉に敏感に反応して、目を伏せる。
・プレッシャーで身体的にも精神的にも不調をきたしてる。朝ごはんの時に調子が悪そう。
洗面所に向かう時、額に脂汗。
・書斎スペースに山ほどのビジネス本、マネージメント本。インプットを重ねる日常。

めちゃくちゃ努力をして、仮面をかぶって、いい上司、いい夫を演じてる。
だけどそれが毎日ギリギリの状況に自分を追い込んでる。

仕事に対して知識のインプットを重ねながら、家では美羽に対して偏った感情のアウトプット。
自分が発する言葉や態度で美羽を傷つけてることは分かってる。
だけどそれをやめられないほど余裕がない。

美羽だけにはこんな言い方しても大丈夫、という根拠のない自信があって、これでもかという酷い言葉を浴びせてしまう。それは美羽への甘えなのか。
でも、そんな態度をとった後の美羽の顔や様子は確かめられない。会話の後もすぐに立ち去るし、振り返れないし美羽の傷ついた顔をなるべく見ないようにしてる。

フリーマーケットで、自分から向き合うことをやめていた美羽を、遠くから見た時に、
自分といない時には
こんな顔で笑ってる。
ということを突きつけられた。

それに罪悪感を感じて、同じように笑ってほしいと思ったのか。

だけどもう、何年も取り続けた自分のそんな振る舞い。やり方も忘れてしまった。
どうにか取り戻したい、自分にもそんな顔を見せてほしいと焦りを感じ、
距離の詰め方も思い出せないまま、謝って、キスをして、顔を背けられる。
拒否られても後には引けない。スイッチが入ってしまう。押し倒して事に及ぶ。

美羽は(托卵する、悪女になる)決意の表れから、無意識に
不自然なワード『あなたの子よ』と口にしてる。普通に考えたら『赤ちゃんできたよ』だけでいいよね?
ずぶ濡れで笑いもせずそんな報告されたら、宏樹はどう思ったんだろ。

夕食のビール取りに行く場面では、
前半の夥しいほどの酷い言葉は影を潜め、
核心に触れるような会話を避けた、よそよそしい雰囲気を感じた。

あんな形で久しぶりに事に及んだ後の4週間の2人の生活はどんな風だった?


完全タナカー視点の見どころシーン

・美羽の子作り提案聞き流しながら出勤準備をしてるシーン。

ネクタイを締める長く白く美しい指。左手の薬指に光る結婚指輪。
一切無駄な動きがなく、流れるようにネクタイを締めていく動作は40歳の大人の色香が匂いだってる。シュッシュッと布が擦れる音まで色っぽく聞こえて頭抱える。

・キス職人寝床俳優田中圭(言わずもがなのあのシーン)
バックハグって、結構危ないよね?
肩を一度触ってから抱きしめてる。(場数踏んでる!職人!)
耳の近くでのあのハスキーボイス!ひぃぃ。
逞しい腕!血管‼︎
正面からのハグ‼︎服の上からも隠しきれない僧帽筋‼︎
強引なキス‼︎手はグーに注目‼︎傷つけない‼︎(場数踏んでる‼︎よっ!職人!!)
みんな大好き田中脱ぎ‼︎‼︎(スローじゃないと目にも止まらぬ速さ!もちろんスローにした)
暗闇に浮かび上がる鍛え上げられた上半身。。
隆起する美しい背筋、強引に組み伏せる腕の筋。
貪るキス…どんな時にも妥協は許さないよ、、頬が窄まるほどの本気の吸引力。まじなトーンのリップ音。
 
…………
あ、ごめんなさい、我を忘れて描写してしまいました。
ああいうのが刺さってしまうのです。く、苦しい…(何の告白)

もう、こんなシーンは期待できないのでしょうか。。ストーリー的には。
そこだけは、しょぼん。

懺悔



えと、ごめんなさい、ここまで書いてお気づきでしょうが、冬月くんと美羽のシーンをオール端折っています😂

ただ一言言わせて。
そら、あそこまで美羽追い込んだ宏樹は悪い。
けど、あんなサレ方であってもその足で会いに行って同じ日にコトに及ぶのはちょっと解せないわ。(ごめんなさい、宏樹モンペ視点)

そして、ふっかファン阿鼻叫喚の(初の)ベッドシーンからの、爆死…。
えええぇぇ…。

連ドラってやっぱりいい


一気に駆け抜けたジェットコースターのような1話。

よく泣く夫婦に何があってあんな風になってしまったのか。

美羽は何のタイミングで、きっかけで、仕事を辞めたのか。

理解ができない部分の余白が多いから、それを埋めるこれから最終回までの流れが楽しみでならない。

この賛否両論なテーマに説得力を持たせるって、ほんとに登場人物に感情移入できるかどうかと思うんだけど、わたしはすでにまんまと宏樹に感情移入している。
これからも毎週心揺さぶられるんだろうな。

プロデューサーさんの話から、先に3話まで台本を読んだ圭くんが1話の台詞の調整を申し出たとか…。
裏話からの俳優田中圭の職人魂が垣間見えると本当にこれからのワクワク感が増幅しまくる‼︎







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