Medicine 舞台メディスン
2024.5.23〜5.25
シアタートラムでMedicineを観劇した。
medicineを観劇するに至るまで
(好きになってから)これまで圭くんの舞台での関西ツアー公演は全て、地元兵庫の劇場で開催されていたので、『遠征』して舞台を見るという考えに至らなかった。
今回、この舞台の情報が解禁され、
不思議で綺麗なポスタービジュアルやMedicineというタイトルにものすごく惹かれたこと、
キャパの少ないシアタートラムという劇場で44というとてつもない数の公演をこなす、
どうしてもそこで圭くんが生きるジョンケインを目撃したくなったこと、それが理由となり、初めての遠征しての舞台観劇を決意する。
お友達と手分けし、計画を練りに練り、
チケットをとり、3日間に渡って4回のシアタートラムでの公演を見させてもらうことになった。
行く前は短期間で過剰摂取かなとも思ったけど、今日家に帰ってきて、後悔してないし、良かったなと思ってる。
noteにこんな風に書くのも初めて。
この3日間で感じたことを忘れたくないし、自分の中で整理をしたくなって、書くことに至っている。
でもまだ全然整理しきれてるわけではないのだけれど。
断片的な思いや考えだけでも綴りたい衝動。
観劇まではXなどで流れてくる情報はできる限りシャットアウト。
観劇前にパンフレットも買ったけれど、それも目を通さず一回目の観劇に臨んだ。
◇1度目の観劇
文字通り感じただけ。
何も咀嚼できてない。
全体像も全然掴めてない。
ただただ圧倒され、ジョンの苦しさ、混乱、混沌とした爆発、それをダイレクトに浴びただけ。
もっと言えばジョン以外を感じる余裕もなかった。
観劇後の感想といえば、
しんどい、苦しい。
でも全体像が掴めてないから、それが何故なのか具体的な理由もまだちゃんと言えない。
倦怠感疲労感が半端じゃなく、小学校の時のプールの授業の後のようなそんな感覚だった。
◇2度目の観劇
1回目と同じ日のソワレ。
正直、これを同じ日にもう一回見るのか?私、大丈夫かな、と不安になった。
ソワレまでの時間は一緒に来たお友達と喫茶店で静かに過ごす。お互いまだ咀嚼できてないのは同じだったし、2回目見て自分自身がどう思うかを知りたかったから、具体的な感想を言い合うのは自然とやめておいた。
▪️掴みかけた全体像
そして、2回目を見てようやく全体像がぼんやり見え始める。
・ジョンは精神を病んでいて、施設に入っている。
・年に一度、いつも過ごす場所とは違う部屋で特別なことをする。それをジョンもわかっている。
・特別なこととは、ジョンが書いた台本を俳優を交えて演じ、ジョンのこれまでの人生を振り返る。
・そのために毎回役者とドラム奏者がやってくる。
・ドラム奏者も役者も施設関係者(プロデューサー)に雇われている。
・役者達のミッションは、共にジョンの人生の一部を演じることで、ジョンが普通の人と違うことを認めさせ、施設に留まらせること。
・そしてその繰り返しでジョンは今ここにいる。
※メアリー1…奈緒さん メアリー2…富山さん
途中、メアリー2が、その後の予定(子供パーティー)があるために時間を短縮したいから、
ジョンが書いた台本の一部に、大きな×を付け、その部分を破ってしまう。
ジョンはその破られた台本を見てひどく悲しい気持ちになる。
きっと、その中にはジョンが作った詩が書いてあったんじゃないかな。
最初に部屋に入って自分の書いた台本を大切そうに抱きしめる。作家になりたかったジョン。自分の人生を語る台本であっても、ジョンが創作したということは彼にとっては、とても大切な人生のパーツのひとつ。その中でもその詩はとても特別で大切なものだった。
破られてくしゃくしゃになった台本のシワを丁寧に伸ばす。自分の大切な一部分をあんなにも簡単に破り捨てられてしまうなんて。ジョンの気持ちを思うと、胸が痛くなる。
後にメアリー1も破られた部分をじっくりと読んでいる場面が出てくる。ジョンの詩を読んだのかなと思った。
今までこの施設の患者としてしか見ていなかった、
でも、
ジョンの人間らしいというかアイデンティティのようなものを初めて感じて、ここから引っ張り出してあげたくなったのか、
それは自分の俳優としての葛藤と重ね合わせている感じもする。
メアリー1がヴァレリーを演じる時、録音された声と意図的にずらして話している。
自分(メアリー1)の言葉としてジョンに受け取って欲しい。感じて欲しい。それでいいんだよ、、って伝えたかった。
(後ろでそれに気付くメアリー2の表情がみるみる険しくなっていくのが怖かった。)
そしてtell it like it isの歌の場面に。
歌と共により強くジョンに語りかける。
◇3度目の観劇
ジョンだけじゃなく、メアリーズの感情の動きを見る余裕も出来た。
俳優としてのプライドはある。
メアリー2はより強く。
メアリー1を音響オペレーターにおとしめて、自分の方が俳優として上にいると思っている。
2人とも、本来やりたい仕事はこんな仕事(ジョンの台本を演じること)ではない。でもどうにか自分の俳優としての生き方や過ごし方に落とし前を付けるために、クライアント(プロデューサー)からの仕事をしっかりこなそうとしている。
メアリー1がメアリー2に抗う場面。ジョンに感情移入してる?自分に重ねてる?
メアリー2は自分の役割を全うしようとしてる?本当は思うこともある?でもそれがプロの仕事だと思うことで自分を保てている?
◇トラム最後の観劇
どんな詩だったの?と聞いていたメアリー1。
ジョンは辛い過去はあってもこうありたいと希望を見出しているような、そんな詩を書いていたのに、
ずっとジョンはここにいるんだ…そしてこれからも、、と思うと辛かった。
メアリー1が再度、どんな詩だったのか聞く。
ラスト前にジョンが語ってくれた美しい詩
この詩をジョンが自分の口からメアリーに伝えられたんだと思うと嬉しくて、その場面で私はめちゃくちゃ泣いていた。
ラストの場面。録音された自分の声を聞いて『これは僕?』聞くジョン。
過去と今の区別がついていなかったジョン。
そのことに気づいたことを悟って、今は寄り添うことを決めたメアリー1。
わたしにいて欲しい?と聞く。いて欲しいと答えるジョン。
ジョンもその優しさに委ねて手をそっと握る。
3回目までは私はここでジョンの理解者が現れたという希望を見出せていた。
でも、最後の観劇でジョンの救いを見出せるの場面なのか、よく分からなくなってしまった。
劇中では最後の場面であっても、
この後どう続くのかと思うと胸が苦しくなって。
一年後、また同じことが繰り返されるのかもしれないな。
でも少なくとも、あの場面ではジョンが救われていてほしい。メアリー1の優しさがメディスンであってほしい。
2つの解釈
私の中での解釈が2つ。
今までのジョンの人生は、ジョンが語る通りの出来事で出来ている。でも、私たちが途中まで見ていたものはジョンが記憶している途中までの部分。
実際は同じことが長い年月繰り返されて、実際のジョンはもう老人になっている。
今回初めてそれを見た、メアリー1は、救いを差し伸べようとしている。
*パンフレットを読む限り、違うのかもしれないし、自分自身も2つ目じゃない方がいいと思ってる。
でも、自由に感じて、自由な解釈で。
と、白井さんも圭くんも言っていたのであえてもう一つの解釈を書こうと思う。ふと思ってしまった瞬間があったから。
2つ目は全てジョンの精神疾患による妄想。そう思ってしまったのは、亡くなった祖母の認知症の時の症状を思い出して。被害妄想が強烈にひどくなり、ありもしないことを頭の中で作り出してしまっていた。そしてそれを口に出して語る。
ジョンが語る台本の人生は、もしかしたら嘘なのかもしれない。ここに自分がいる意味を自分で納得するためのストーリーを作っているのかもしれない。メアリー1は分かっているけど、寄り添うように見せる。でもそれもまたメディスンな気もする。
認められないと誰しも苦しい。
咀嚼しきれていない部分
①メアリー1は初めてだけどメアリー2は何度かジョンの台本を演じたことがあるのかな。だとしたらこの仕事はライフワークのひとつ?
②お友達と話していてそうかもしれないな、と思ったこと。
メアリー1、2は相反するようで、実は同一人物。
1人の人間の葛藤が違う人物のように描かれてる?
でも私はメアリー1が一瞬でもジョンの救いであって欲しいと思ってるから2人のメアリーであって欲しい。
③メアリー1がガラスのブースに閉じ込められてる時、手のひらに血。あれはほんとの血?お芝居の一貫?
④ブースのランプが点いたり消えたり。
ジョンはブースの中でヘッドホンをつけて、外の世界からシャットアウトされてる。
あれは何が流れているのか。時折、口をモゴモゴと動かして、何かを声に出さず呟いていたのが気になった。(前方の席で観劇した時しか、気づかなかった部分)
あのガラス張りの部屋から強風に吹き飛ばされるメアリー1。何か意味があると思ったけど、ト書きには何も書かれていないらしい‼︎(ポストトークを聞かれた方から教えてもらった)
これも、どんな解釈でもいいんだ。
まだ自分の中の答えも見つけてないけど、こうかな?って次見た時に今より少し強く思えるようにしたい。
◆noteの書き方、あまり分かってなくて読みづらかったかもしれません。
そして、思うままに書き連ねたので、文章も綺麗じゃないけど。
この3日間の観劇で感じたことを吐き出したいままに書いてしまいました。
◆2024.06.15 マチネ
@兵庫芸術文化センターでの観劇を経て
2024.6.16 兵庫楽をもって私的ラストメディスン。
一区切りとして、今の感想を記します。
トラムで見た後は大体のあらすじをやっと把握して、そこから回を重ねるごとに自分の、こうじゃないかな、という解釈に至っていたけど、
兵庫で観劇した後…特に2日目のマチネの後は、ジョンとメアリーズの板の上での生き方、たたずまいや表情、話し方で、3人の心情の見え方が全く変わっていって。
文字通り、見て、感じたことが自分のメディスンの最終的な解釈や感想につながった感じ。
大枠のあらすじは省くが、トラムで見た時から自分の感じ方が場面場面で変わった部分を中心に書きたいと思う。
ジョンの辛い生い立ち、精神を病んでしまうきっかけとなった出来事。またそれをドラマセラピーで再現することで、改めてジョンの気のふれ方を目の当たりしてしまうシーンと、その後のメアリーズの見え方が私にとって、トラム観劇から大きく変わったところ。
ジョンの見え方の変化
トラムで観劇した3週間前、
冒頭のインタビュアーとの会話や、メアリーズと初めて話すシーンなど、
ジョンは顔の作り方や話す間合いや息継ぎの仕方など、たどたどしさがあって、
自分の話すことを聞いて聞いて〜!というような一生懸命さと幼さをはらんでいた。
兵庫で観劇した時には、話し方にかわいさはあるものの、ちゃんと大人だった。
きちんとはっきり話している言葉がわかるし、むしろ捲し立てるように話すことで、自分の要望をちゃんとわかってよ!という苛立ちも感じられた。
この違いは、全体を見ての最後の感想や解釈の仕方にも関わってきた部分だと思う。
メアリー2の見え方の変化
ドラマセラピー内で、
ヴァレリーに扮したメアリーが台本を逸脱して、メアリー2がそれを止めに入り、激昂する場面。
リアムに扮したメアリー2が台本を片手にジョンに詰め寄り迫っていく。役者の重要な役割を全うするために。
一度は掴みかけた愛を、自分の弱さから手放してしまったと後悔しているジョン。
ジョンの辛い出来事を思い出させるリアムに扮したメアリー2。
その最後にジョンの狂気のスイッチを押す。
メアリー2: 私たちが、ここにいる人たちが、
あなたをここに閉じ込めて、こうやってあなたを助けているのは正しい?
ジョン: そう。正しい。
ジョンが狂気に触れる少し前
終わりましたとプロデューサーに電話で報告する時には涙を浮かべていた。
ドラマセラピーの仕事も役者として重要。(と自分にいつも言い聞かせるように。メアリーにもそう言わせていたように。)
だけど、この重要な仕事であるはずの言葉が、ジョンの辛い人生を作っているということにメアリー2も、思うところがあったんじゃないかと感じた。
この後、ジョンの精神は崩壊し、狂乱する。
子供パーティーに向かうため、着替え始める途中に
視線は向けずとも
ジョンが狂い始めたことに気づいたメアリー2は、自分がそのスイッチを押してしまったことに後悔の表情を浮かべ、すぐにそれを打ち消すように強い表情に変わった。
ジョンの狂気の場面を録画することで自身の役割を正当化させその作業に没頭する。でも涙をこらえている。
この一連の行動や表情が、今までただ頑なに見えていたメアリー2の葛藤が垣間見え、私は嗚咽を堪えていた。
メアリー2はこの与えられた役者の仕事を割り切ってやっているわけではないのだ。
メアリーの見え方の変化
リアムをブースに押し込め、
ドラマセラピーを逸脱して、
自分の声で、言葉で…ジョンに語りかけるメアリー。
今まではジョンの生い立ちや辛い出来事を知ったことでの、同情の気持ちが強いのかなと思っていたけど、
tell it like it is
が流れる中、踊りながら、
心のままに!
私を信じて!
ベイビー!
じゃあ言うわ…愛してる!
とジョンの解放を促していたメアリーに、
本当の気持ちが乗っているように感じたし、
愛してると伝えている気持ちに嘘がないように思えた。
狂気に触れた後、ジョンが倒れ込む。
息遣いだけが聞こえるしばらくの沈黙の後、
ジョンは録音された年老いた自分の声を聞き、
これは僕?とメアリーに聞く。
メアリーはそこで初めてジョンが今の年老いた自分を認識していなかったことに気づく。
僕はいつからここにいる?
誰も聞いていなかったんだ。初めから君みたいな人と僕たちだけだったんだ。
年老いたジョンへ慈愛の表情と言葉を向けるメアリー。
ラストシーンでのジョンの詩の朗読
And heavy rounded in that hurt
In darkness there a million times.
Behind the cloud the sun it came And saw his shape -
And how it shined.
And in the sun the past it fades
And gone the silence sorrow made
The boy will live
and days will ease
And love will walk
- Upon the breeze.
じっと身体を丸めるあの傷の中
あの暗闇の中で100万回
やがて雲の後ろから太陽が現れて
彼はその形をみた
するとなんていう輝きだ
太陽の光の中で過去は消え
かなしみが作った沈黙は去り
少年は生きて
日々は安らぎ
そして愛が歩き出す
風に乗って
※お友達に貸してもらった、衛星劇場で放送されたmedicineを視聴。
購入した戯曲からの抜粋とジョンが発した詩を記載しました。完全版。
今まで観劇した時には、
ドラマセラピーの時に(時間を省くため)破られてしまって朗読できなかった詩が、この時初めて口に出せたんだと思っていた。
このマチネの回は
詩を読んだ後のジョンのお辞儀が今まで見たどの回よりも深くて長くて。
メアリー2に隠れて台本を読んでいたメアリーは詩の内容を知っていたはず。
最後にジョンが読んだ詩を聞いたメアリーの表情を見て、台本に書かれた詩と内容が違うんじゃないかと思った。
詩を読む前に、ジョンはメアリーが伝えてくれた言葉を思い出す。
心のままに、伝えようと思った。
自分のことを思って解放してくれようとしたメアリーに対し、ジョンはあの時、
メアリーのためだけに、あの場で作った詩を読んだんじゃないかな。
数回の観劇とこのマチネ回を経て、こう思えたことが私が一番嬉しくてそして涙がとまらなかったところ。
ラストシーン
いれるだけいて欲しい?
うん、お願い、メアリー。
二人で並んで静かに座り、
ジョンが自らメアリーの手を握って、
心を通わせて。
メアリーもジョンも二人とも静かにたくさん涙を流していた。
音楽が止んで静寂の中、
真っ暗になって、暗闇に消えていく前に、
私には二人だけが浮かび上がるように毎回みえる。
二人だけの世界。
それは目の錯覚かもしれない。
でも、ここで見た回は明らかに
色恋ではないかもしれないけど、
深い愛があるように感じて、涙が止まらなかった。
愛を知らないメアリーが、ジョンのことを想いながら強い意志を持って伝えた。
愛してる!
あの時メアリーが伝えてくれた愛。
ヴァレリーと心を通わせた愛とは違うかもしれない。
でも、あの時間違いなくメアリーの愛はジョンに伝わったと思う。
最後に
このお話全体がジョンの頭の中の出来事である、とか
メアリーは本当は1人の人物、とか
少し頭をひねって考えていたことが、このマチネの観劇でどうでも良くなってしまった。
わたしにはあそこに3人がいるように見えたし、3人それぞれの感情があるように思えた。
あの、小さな箱の中にいる
ジョン、メアリー、メアリー2
メディスンは必要なもの。
役者としての役割を自分に課し葛藤していたメアリー2
自分の仕事に疑問を感じつつ恋がしたいと言ったメアリー
最後にここにいてほしいと口にできたジョン
ジョンのため、と言いながら
二人とも自分の存在意義を探している。
ドラマセラピーはジョンのためでもあり、メアリーズ二人のためでもあるメディスン。
弱いもの、煙たいもの、見たくないものを排除してしまいがちの世の中。
誰しも必要とされたい。
自分のためだけじゃなく、少しでも他者を想いながらみんなが生きていける世界を想って描いてくれたそんなMedicineなんじゃないか。
追記:
メアリー2が、最後部屋から出ていくところ。
トラムで序盤に観劇したかたから聞くと、台詞が変わったとのこと。
その時は深く考えなかったし、変えた意味が何なのか分からなかった。
でも今はわかる。
皮肉をこめてのメアリー2が大嫌いな『よかったわ』をあそこで言えるような心のうちではもうなくなっているように見えたから。
じゃ、これで。
というのが私にはとてもしっくりきたし、おこがましいかもしれないけど、変えてもらってよかった。
私的な見え方もその通りというか…。富山さんの演技がトラムで見た時と全然違ってメアリー2の人間くささがものすごく刺さったので、
じゃ、これで⇨ じゃ、よかったわ⇨ じゃ、これで
に戻してくれたのが自分的にすごく救いになりました。
細かすぎる(?!)メディスンの好きなところ
・圭くんの肌が透き通るように白くて、ブルーグレーのパジャマによく映える。細くて白い指が、忙しそうにいつも動いてる。それがとっても美しい。
・ジョンが最初に気が触れて、メアリー2に注射を打たれる。メアリー2にピンクのふわふわを首に巻かれる、椅子に浅くもたれかかって、観客側に向ける斜め目線の横顔は汗がてらてらと光って…なんという色気…‼︎天才。。。
・tell it like it is が流れ、テーブルの上からメアリーを抱き抱え、リフトしてくるくると回る場面。
お互いにしっかりと目を合わせてる。二人だけの世界で、一切の無駄がなく。メアリーを大事そうに抱いて回転しそっと下ろすところは、本当に
ほぉーっとため息が出るほど美しい。大好きな場面。
・ジョンの序盤のドラマセラピーでの生い立ち部分。
母親の女の一面を見て気分が悪くなる。
僕は部屋から外の芝生に向かって
吐いた!
のタイミングで絶妙なドラム音。
悲しい場面だけど、この絶妙なタイミングと音がなぜか心地いい。
・時計が配置してある意味。時間軸は実際の進み具合とリンクしていて、
メアリー2はいつも時計を気にしている。
3時からの子供パーティーに間に合うように。
・Septemberがかかり、メアリーズのダンス合戦。
ジョンがプリン食べながら見てる。
メアリーが踊ってる時は笑ってる
メアリー2が出てきたら笑わない
・皆さんの考察から…
ジョンが食べてたのは、このマンゴープリンではなかろうか?
KALDIで次、絶対買います‼︎
思うままに書き連ねたら、
とんでもなく長くなってしまった。
読んでくださった方、ありがとうございます。
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