「絶対失敗する!」って言われ続けてた地方学生向けアクセラが大成功だったよ! #オレキャン
「地方のアクセラなんて、東京の劣化版コピーじゃん」と言われ続けて、さらにその中で「地方学生なんてシード期いないんだからそもそも成り立たないよ」との声もいただきながら開催した『ORANGE CAMP』。
結果として、
大成功でした!!!
ほんとやってよかった...。
一般的なアクセラだったのか?と問われると、決してそんなことはなかったと思います。ただ、それにこだわる意味ってどれくらいあるんですかね?定義もほんとは曖昧っちゃ曖昧ですよ。それよりも、アクセラの語源に立ち返って、そこに参加してくれてる子たちが何か加速していくなら、それでよくないですか?
ということで、『ORANGE CAMP』(以下、「オレキャン」という)は、以下の思想を持ちます。
だから、岡山の中高大学生と、葛藤しながらも何かをしようとしている学生を、引き合わせる。ただそれだけのアクセラをやろう。そう決めました。
だからこそ人選が全てでした。
ここ失敗したら終わりです。僕がこの数年で出会った最強の学生の皆さんにお声がけして、結果として参加してくださったのがこれから紹介する皆さんです。ほんと最高でした。
学生さんが学生さんの前でプレゼンとか講演するってことは結構あると思うんですが、それはどうしても「教える立場」「教わる立場」って関係性になります。でもそんな風に境界を作りたくなかったので、今まさに悩んでることとか葛藤してることを話してもらうようにお願いしました。
何度も言いますが、、
最高でした!!!
以下では、登壇してくれた皆さんを中心に、どんなお話だったかを振り返れたらと思います。正直こんなもんじゃないんですが、誌面の都合上やむを得ず、、。
藤田岳さん
ふだん常時ちゃらけてるがっくんの、本気の話。こういう熱量が、魅力になってるんだろうなぁ。
根津はる香さん
どこにでもいる高校生が、1つチャレンジすることで好転のループに入っていった。目の前で話を聞いてた中学生の女の子の目がキラキラし始めたのが印象的でした。
藤澤李子さん
危ない橋も渡りつつ、それでも確実にそれらを力にして伸ばしてきたりこちゃん。会うたびにエネルギー量増えてて、よく圧倒されてます。最近だと起業も!!
奥井有紗さん
入学早々、同志社の起業部立ち上げてるところがすごい人なんだろうなーって思って話を聞くと、(実際すごい人なんですが)悩み、葛藤のオンパレードでした。
「優秀になるってなんだろう?」
そんな問いから話が発展し、高校生大学生が自分との地続きを感じるシーンが多かったのが印象的でした。
青木優都さん
「常識の中の限りなく非常識に近い場所へ」
かこよ。ここのセリフが刺さっている人が多数でした。誰よりも曝け出すスタイル。岡山の中高大学生にファンが生まれてました。交流で一番ダチっぽくなっていましたね。
初日の交流会
そしてはじまる交流会
ちなみに開始前はみんな結構緊張してました。
高島花音さん
この日はギャル的な人が多く、一番わかりあっててテンション怖かったんですが、かのんちゃんが伝えてくれてることの中にめちゃくちゃ本質的なことあったから、あの子達が確実に何か変わっていってた。
木口佳南さん
SNS上だと、「超絶できる強い人」ってイメージが強くて、僕もそんな感じで思ってたんだけど、木口さんの話は、その時その時の葛藤に満ち溢れてた。だからこそ今の状態があるんだろうなっと。できるだけの人とか、すごいだけの人なんていっぱいいるし、その人たちはそれはそれでいいんだけど、今の木口さんの魅力はきっと、悩んだ歴史がつくってるんだとおもった。
石川航大さん
航大くんは、誰よりも悩んでるかもしれない。
それこそ、大学卒業後ギャップイヤーとして、いわゆるわかりやすい進路に向かわなかった彼が今感じていることを、淡々と。だけど切実に。そして熱量持って語ってくれた。普段ここまで悩みを見せてくれる先輩はいないことからか、キャッキャ言ってた子たちも徐々に聴く姿勢になっていった。
から始まる交流会
最後は飲み会
最終日、模試とぶつかって高校生のほとんどが来れなく、、
晋川陸弥さん
直接お会いしたことなくて、会ってみたら想定の15倍くらいエネルギーある人でした。司法試験とか法曹の業界ってめちゃくちゃ閉じてて、情報集めるのが超大変の中そこのビジネスを在学中に。普通できないって。勉強でいっぱいいっぱいだったわ。。
廣谷若菜さん
はじめキラキラでちょっと怖かったんですが、牛飼ってるところから一気に親近感が。そして、というか、やはりか、悩み抜いてる日々がそこにはあって、だからこそ生まれたキラキラだったんだろうなってのを感じました。
流石の人生経験。詳しくはこちらのnoteでもどうぞ。
西菜花さん
こちらの投稿への返信で、参加してもらうことになった西さん。
西さんからは、
「わたしが、わたしをそだててあげる」
結構ずっと残ってる言葉をもらいました。幼き頃から、自分というものが他者の中では違和感になるという経験を通して、でもそれでも、そんな自分を大切に。よしよししてあげるように育ててあげる。そこから今の西さんの姿があるんだなぁって。良き話でした。。
川崎莉音さん
セトフラにも出てもらった川崎さん。
詳しい取り組みなどは、セトフラを観てもらいたいんですが、書籍も出版され、pivotにも出演され、とどんどん有名に。。
ただ、そうして表のキラキラだけじゃない、日々の葛藤が素敵でした。たとえば、NPO1本ではなく、来年から経産省で働くことを決めた時、「覚悟がないんじゃないか?」「裏切り者って思われるんじゃないか」そんな悩みを抱える日々。くぅ。。そんなことないよ!頑張ってるの知ってるよ!
でもそうじゃないんでしょうね。もちろん自分の中で昇華して、次に進もうとされてますが、とっても人間だなって感じました。
四季報写経ウーマンさん
「やまださんのnoteへのアンサーとしてしゃべります」
と、出会い頭に超つよきにこられたので
「いやいや、こちとら文章書いて10年よ?」
的に構えてたら、くらいました。。くそお。
「特別」な人として、「何者か」になろうとして、そうじゃない自分に価値を感じてなかった自分。そこから、今そのままで特別だし、この浮き沈みがある世界において、ずっと長く遠くに行くために、他者の軸における評価だけだときっとどこかで辞めちゃう。自分のことを、そのままの自分のことを「あそぼ」って誘ってくれる存在。自分は今のままでもしかしたらいいのかもしれない。そんなことを、語ってくれました。
noteやABEMAから、四季報写経ウーマンさんが、どれだけのことをやってきたのかよくわかる。だからこそのこの境地。響くなぁ。。
からの岡山の高校生ピッチ
最後の最後、ずっと参加してくれてた高校生たちがピッチしてくれました。
さくらちゃん
ふうかちゃん
からの、交流会
おわりに
あんまり言葉はいらないかな。
写真からでも、この場がいい場になったのが伝わってると思います。主催者側ももちろん頑張りましたが、それでもやっぱり登壇者の方、参加者の方々のおかげで生まれた場だなって。すごいよ。というか聴きにきてた大人たちが全員「心臓が痛い」「自分は彼女らみたいに一生懸命生きれてるかな?」「…ごめん」みたいなことを口々に言ってて、それがこの場の良さを改めて感じる機会になりました。