マンガと私(自己紹介に代えて)
で、著者のやまだって誰なの?
そうですよね、そうなりますよね。。
ちょっとだけ自己紹介させてください!
僕は、岡山県の北の方にある人口10万人に満たない津山市というところで生まれて、二十歳までそこで過ごしました。
昔から先輩に嫌われる性質を持っていたからか、サッカークラブで誰からもパスが来なくなったのが中学2年生。大好きだったサッカーを辞めて、教室の隅っこでぼーっといつも外を眺めて「あれ、人生って思っている以上に苦しいな」なんて思ってました。
「人ってやつは、みんな自分に危害を加える生き物だ」そんな誤った世界を創り出し、その世界で自分の殻に閉じこもり、誰とも関係をつくろうとせず過ごす中で、一冊のマンガに出会いました。「寄生獣」です。
その時の僕は、このマンガを「友情の物語」と捉えました。
はじめ利害関係だけでつながっていたミギーと新一が、種族の違いや価値観の違いなんか全部ふっとばして、「友達」としか思えない行動をする。何故か涙が止まりませんでした。「ああ、そうか、僕はもう一度友情というものを信じてもいいのかもしれない」そんな風に思いました。
そこから色んな作品に触れまくりました。
「彼氏彼女の事情」からは、この世界はおもしろいんだってことを、「こどものおもちゃ」からは人と人とが出会うことによる変化の大きさを、「HUNTER×HUNTER」からは、道草そのものが人生なんだってことを。
気がついたら、教室の隅っこで外を眺める時間は、僕の中でとても楽しい時間になってました。
その後、「ベイビーステップ」から、とりあえず限界までやってから考えることを、「3月のライオン」から、才能がないからと言って歩みを止める理由にはならないことを学び、本気で勉強して弁護士になることができました。
東京に行き、弁護士になったあとは、知的財産権などを専門領域の1つにしていたことから、多くのクリエイターさんの相談に乗ったり、一緒に作品の売り方について考えたりしてました。また、その後エンタメカンパニーのアカツキにジョインし、クリエイターさんと一緒にビジネスについて本気で向き合い、世の中に「作品」を届けてきました。
1000人を超えるクリエイターさんと関わらせていただく中で、「ビジネス」というものと良い関わり方ができていないことから、本当だったら生まれたはずの作品が生まれずに消えているということに気が付きました。
事件がなければ終わりまで読めたマンガ、体制が構築できてたら聴くことができた音楽、誰かが隣りにいることで命を守れたクリエイター、僕たちは、日々作品を失い続けています。
だから今は、しろしinc.という会社を設立し、クリエイターさんのパートナーとして、情報で、体制で、企画で、生まれるはずの「もう1作品」を一緒に創っています。
これが簡単な、僕の自己紹介です。
だからこの本も、クリエイターさんに読んでもらうことで、生まれるはずの「もう1作品」が創られると思って書いてます。
読んでくださったクリエイターさんが、本当だったら生まれるはずの作品を創ってくれたら、そんなに幸せなことはありません。
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改めて読むと、マンガの話しかしてないですね。
そりゃカットされるわ..と😭
(でも、マンガ好きなんだから仕方ない)
他にも #クリエイター本 の創作に関してあったあれやこれ、中身の紹介などしてます。ご興味ある方はぜひともこちらから👇
#人生を変えた1冊 #自己紹介
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