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つぎはコレ読みたい! 2024/08
先月と同じようなこと書いちゃいますけど。なんかちょっと自分的に感動してるのでw
去年おととしとタイミングを逃していた市民健診、今年こそはと受けてきたのが6月末。7月に入って結果を聞きに行き、見事にメタボ予備軍認定されてしまいました。
ええ、ええ、食べ過ぎ&運動不足の自覚はずっと前からあったんですけどね。
世間では中年以降は食が細くなるとか脂っぽいっものがツラくなるとか聞きますが、もう十分アラカンと言える歳になってもまだ食欲は若いころと変わらず。ほんの気持ちだけでもセーブしようとは思いつつ、真剣とはほど遠かったのはそのとおりなので。
そして運動も子供のころから筋金入りの(?)運動ギライだし、仕事も趣味も座りっぱなし。
そんなところへ、家から徒歩5分という立地にコンビニジムとやらがオープンしました。同じくメタボ予備軍認定された夫といっしょに入会してからはや2ヶ月。
なんと週2ペースでのウォーキング/スロージョギングが続いています。まさかこの私が運動習慣を続けられるだなんて、だまされてるみたいw
生まれて初めて大きな病気をして、思っていたより老い先短いなら食べたいもの食べなくちゃ、というところから、術後の経過がどうやら順調らしいと気づいてやっぱり長生きできるならしたいよね、の境地に至ったおかげか「嫌いな野菜も栄養バランスのためにがんばって食べる」のと同じように運動も「我慢してできないことはない」ものになったようです。好きになるとはまったく思わないけど。
今月のミステリ作品は絞り切れなくて2つ紹介!
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『Silent Evidence』 by Clea Koff
シリーズ:Jayne and Steelie #1
カテゴリ:スリラー
ジェインとスティーリーが〈エージェンシー32/1〉を設立したのは自らの法医学スキルを警察の犯罪捜査に役立ててもらうためだ。
ロサンゼルスの幹線道路を走っていたバンの荷台から転がり落ちた包みのなかからいくつもの冷凍された人体の一部が見つかったが、FBI捜査官のスコットはその検死解剖を秘密裏に行う必要に迫られてエージェンシーに依頼した。すると、ばらばらにされた人体パーツはひとりではなく複数人のものであることがわかり、連続殺人の可能性が見えてきた。
ロサンゼルスなんていう都会で死体が見つかればまず警察が“いつもの”法医学者のところへ持ちこむものだと思うのだけど、それを水面下でやる必要という事情がよくわからないが、きっと説明があると信じたい。そして民間人としての法医学者の出番がどれほどあるのか(商売になるのか)気になる(だってシリーズものらしいし)。
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『My Mother’s Lies』 by Diane Saxon
シリーズ:non
カテゴリ:サイコスリラー
母が骨折して緊急入院するだけでも相当なショックなのに、術後のせん妄で混乱した母からわたしは実の娘ではないと告げられるとは・・・。
怪我の手術後にはこのような混乱はよくあることだと看護師は言うけれど、母のことならわたしがいちばんよく知っている。あの発言に一抹の真実があることはまちがいない。だとしたら、わたしは誰なのか? どこから来たのか?
調べていくうちにぼろぼろとあふれでてきた秘密や嘘、そしてあったかもしれない犯罪――。何十年もまえ、母はいったい何をしたのか? 秘密を掘り起こしたせいで母もわたしも命の危険にさらされてしまうのか?
ロマンス作家からミステリ作家に転身した著者で、複雑な家族関係をあつかった作品が続いてます。カバーの雰囲気もわりと好みなので他の作品も読んでみたいと思いました。
今月はジェフリー・ディーヴァーの短編集「Dead Ends」も出ました。リンカーン・ライムとコルター・ショウの詰め合わせ。これは翻訳されるんじゃないかなぁ。されてほしいなぁ。
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翻訳されてる〈リンカーン・ライム〉シリーズはこちら
翻訳されてる〈コルター・ショウ〉シリーズはこちら
コージーには欠かせないおばあちゃん探偵がまたひとり誕生です。
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Something Dead the Cat Dragged In (A Dixie French Mystery Book 1) (English Edition)
『Something Dead the Cat Dragged In』 by Ella Duke
シリーズ:Dixie French Mystery #1
カテゴリ:コージーミステリ
夫に先立たれ教員の仕事も引退したばかりのディクシーは、かねてからの夢だったミステリ小説を執筆するべく、のんびりした田舎町にやってきた。本を書いたりお茶を飲んだり、ゆったり平和な毎日を過ごすはずだったのに、初日から人が亡くなる瞬間を目撃してしまった。それが自然死ではなく殺されたのだとわかったとたん、町中に憶測が飛び交った。
被害者の妻が、ディクシーの家の大家ミリアムが主催する読書クラブのメンバーだったことから、なにか証拠が見つかるたびにゴシップの嵐に翻弄されながらふたりは真相を探っていく。
ミステリ小説を書きたいと思うくらいだから、きっと素人探偵のお作法なんかをふりまわして笑わせてくれそう。ページ数も少なく、10月には次作も出るというテンポのよさ。重厚な作品の息抜きにぴったりですね。
ローラ・チャイルズ〈お茶と探偵〉シリーズ#28「Peach Tea Smash」も出ました。このシリーズ、着実に翻訳が出ているわりにはとちゅうで出版社が変わったりしたせいか、Kindle版がなかったりでシリーズまとめて追いかけたい人には不便なんですが、翻訳が続いているのは人気の証し、ハズレなしのお墨付きみたいなものなので、なんとか状況がよくなることを祈っています。
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Peach Tea Smash (A Tea Shop Mystery Book 28) (English Edition)
〈お茶と探偵〉シリーズでKindleで手に入るのはこちら
ヤマナカって聞くとさぁ。。。
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The Yamanaka Factors: A Thriller (English Edition)
『The Yamanaka Factors』 by Jed Henson
シリーズ:non
カテゴリ:SFスリラー
2028年秋。ホームレス老人のミッキーはイカサマ製薬企業からにわかには信じがたい提案を受ける。「内密で新薬の被験者になりませんか? この先一生遊んで暮らせる額の報酬をお支払いいたします。治療が成功すれば、2か月後には23歳の体に若返っているはずです」
だが治療は想定以上に困難だったうえに産業スパイの目論見も失敗すると、ミッキーは内外の敵にはさまれたかっこうになる。人民の高齢化に苦慮する中国の工作員や、人類の文明を根底から覆しかねないテクノロジーを恐れるあまりなりふりかまわないアメリカ政府関係者らにつけ狙われながらも、生来のニヒリストでもあるミッキーは人生の意味を見失うまいとあがく。
ヤマナカファクターというからどうしてもiPS細胞関連の医療技術を思い出さずにはいられないけど関連はあるのかな? なにかヤバいことを試そうとするのにホームレスみたいな社会的弱者を利用するのは想定内とはいえ胸糞悪いもの、ミッキーじいさんに勝ち目がありますように。
運動のおともにAudibleで聴く読書をしてるんですが、さすがに英語でストーリーを追えるほどのリスニング力はないので日本語のを聴いていて、翻訳もののほかに国内作家もの、それもなぜか時代物にハマってます。最初はファンタジー味のある〈しゃばけ〉シリーズから入って、数年前に歌舞伎役者の中村隼人さんが主役でドラマ化された〈大富豪同心〉シリーズにも手をのばし・・・聴きたい本があるかぎりは運動も続けられそうかな。
Audible版〈しゃばけ〉シリーズはこちら
Audible版〈大富豪同心〉シリーズはこちら